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他人の意見を聞く

三人寄れば文殊の知恵を実践している三人のビジネスパーソン

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

意思決定を行う時には、他人の意見を聞くことが大切と言われています。本当に必要なのでしょうか?

重要な判断をしたり、新しいことを始める時などは、誰でもじっくりと考えるものです。そのようにして出した結論は悪いものであるはずはありません。それでも出した結論について、他人の意見を聞いた方が良いと言われます。

経営者であれば、決める権限があるのは自分でしょう。結果に対して責任を負えるのも自分でしょう。自分が考え出した結論通りに決めても問題ありません。

さらに意思決定するテーマについて、一番よく知っているのは経営者です。細かい点は現場に詳しい人がいるかもしれません。意思決定は総合的に判断するものです。しかし、一部は知識が浅い部分があるかもしれませんが、意思決定に関係すること全般について一番知っているのは経営者です。

それでも、他の人の意見を聞く方が良いのでしょうか?

誰でも、問題点を指摘されるのは気分の良いものではありません。的外れな指摘もあるでしょう。指摘されたことの中には考慮済みのこともあるでしょう。

しかし、中には自分では気づかなかった問題点もあるかもしれません。人は集中して考えれば考えるほど視野が狭くなります。人によって視点が違うので見えるもの、気付くものも違います。一人では完全にクリティカルに考えることが出来ないのが現実です。

この自分では気づかなかった問題点を知ることに価値があります。もちろん考えた上で、意思決定内容を変えなくても良いです。意思決定は総合的に判断して行うものです。しかし、気付かなかった視点も考えた上で決めたことは、以前よりも良い結論になったはずです。

他人の意見を聞くのは時間も手間もかかります。意見を聞いて検討するのも手間なことです。さらに問題点を指摘されるのは気分の良いことではありません。他人の意見を聞くのは面倒なことが多いのです。

しかし、最終的に最適な意思決定することが重要です。そのために面倒でも、気分が悪いことが予想されても、他人の意見を聞くことには価値があります。経営者が行う意思決定による影響や結果は、会社の将来にとって重要なことばかりなのですから。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。応援しています!

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