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どんな職場にもある社員間の不和

協働の図
2021/08/20 情報を更新いたしました。

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。

社員同士は仲が良い方が良いです。
しかし現実には、仲の良くない組み合わせもあります。

同じ会社、特に同じ職場の社員は、一種の仲間です。
違う業務を担当していても、お互いに補い合い、助け合うのが理想です。
しかし社員も人です。
複数の人が集まれば、全員がお互いに仲良しとはいきません。

職場内の仲違いの原因は何でしょうか?

嫉妬やライバル心を思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それも原因の1つです。
しかし、嫉妬やライバル心のように分かりやすいものは多くありません。

実際に多いのは、非公式なグループ間の争いと、言い方は悪いですが子供の喧嘩です。
どんな集団の中にもグループは自然に発生します。
そしてグループ間には派閥争いのような対立が起こりがちです。
残念なことですが、これも現実です。

そして意外に多いのが、他人から見ると子供の喧嘩のような個人間の対立です。
きっかけは、相手の言動が気に入らないことから始まります。
その相手の言動は、不愉快かもかもしれません。
無神経だったり配慮が足りないと感じられるかもしれません。
しかし、実際には悪意がないことも多いです。

そのような相手は、どこにでもいます。
そんな相手に対しては、我慢するか、笑って流すなどの、大人の対応をすることが多いと思います。
しかし、黙っていたら、相手には不愉快に思っていることは伝わりません。
相手の言動が変わることもありません。
そして、我慢が出来なくなると、仕返しをするようになります。
その結果、険悪な関係になっていきます。

険悪な関係の二人の言い分を聞くと、大人なのでもっともらしいことを言います。
しかし、じっくりと聞いていくと、根っこにあるのは子供の喧嘩と大差ないことが多いです。

どんな問題も、解決するには原因を特定する必要があります。
そして、根本的な原因に応じて対処し、仕事をする仲間として機能する関係は保つことが大切です。
このような関係を保てるのも、強い現場の特長の1つです。

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