2024/11/12 情報を更新いたしました。
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先日、管理職の方から部下について相談を受けました。その部下の評価は低く、どうしたら良いかとの相談でした。私から見ると、多少のクセはありますが、特に問題があるとは思えない社員でした。上司の話を聞いていると、能力の問題ではないようでした。このタイプの問題は、多くの現場で起こっています。
上司は、仕事の経験も長く、成果を上げ、評価されてきたから管理職になっているのです。その過程の中で、頑張ったことがたくさんあります。そして、その努力が評価されたという成功体験があります。そして無意識に後輩や部下に対しても、自分の成功体験と同じ努力を求める傾向が強くなります。
仕事のやり方、職場での態度、上司との接し方など、評価する基準が自分自身の成功体験にあるのです。もっとらしい言葉で言うと
価値観です。くだけた表現をすると好みです。
この相性が悪いと上司と部下との関係は上手くいかないことが多いようです。上司は不満に思い、部下は上司の評価が不満です。この状況では、部下が十分に能力を発揮することが難しくなります。
もちろん部下にも改めなくてはならない所があると思います。ただし、上司も考えを改める必要があるかもしれません。
自分の好みを押し付けていないでしょうか?
「違い」を「間違い」と判断していないでしょうか?
部下を指導することも大切ですが、上司にも出来ることがあります。まずは、自分自身が出来ることを
考えてみてはいかがでしょう?
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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