ブログを訪問していただき、ありがとうございます。ワーク・ブレイクダウン実践家、こんな会社にしたいを応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
私たちは、よく「出来ない」という言葉を使います。特に、人から何かを頼まれた時何かに誘われた時断る場合に多いと思います。この時、本当に出来ないのでしょうか?
人から何かを頼まれたり何かに誘われた時、「しません」「行きません」と言って断ると、角が立ちます。ですので、当然「出来ません」「行けません」とお断りします。これは、礼儀であり、相手への気配りであり、日本語特有の婉曲表現です。一つの慣用句のようなもので、当然、言葉通りの意味ではありません。自分自身は、「したい」「行きたい」けれど、いろいろと事情があって、「出来ない」「行けない」ことを理解して欲しいというのが、本心ではないでしょうか?実際は、「したくない」か「もっと重要なことがある」から断っているのです。
人に対して使うのは良いのですが、自分に対して使うとどうでしょう?
「〇〇をしたら良いんじゃないか」「〇〇したい」「〇〇に行きたい」と思った時、いろんな状況を考えて、「出来ない」「行けない」と、簡単に結論を出していませんか?本当は、「出来ない」のではなく「しない」のです。「行けない」のではなく「行かない」のです。「しない」「行かない」には、少し罪悪感があるものです。そこで、「仕方ない」と思うことで、罪悪感を薄めています。
「出来ない」ことのほとんどは、「しない」と判断しているだけのことと言われています。つまり、「出来ない」は、「しない」ことの言い訳です。自分に対して言い訳する必要はありませんよね?何かを決める時に、「出来ない」ではなく、「しないと判断した」と
言い換えてみてください。どんな気持ちが起こりましたか?「出来ない」の理由の多くは、自分ではどうしようもないことです。「しない」の理由の多くは、自分自身の優先順位による判断です。
自分自身で判断し、決めるには「覚悟」も必要です。「出来ない」と済ますことに慣れてしまうと、「決断」が出来なくなってしまいます。本当に大切なことを決める時だけで良いです。「出来ない」という言葉が頭に浮かんだら、「しない」に言い換えてみてください。そして、自分自身の「心」がどう言っているのか聞いてみてください。きっと、何かモノの見え方が変わります。
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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