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リスクと向き合う姿勢(3)

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2023/07/11 情報を更新いたしました。

現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビです。ブログを訪問いただき、ありがとうございます。

ビジネスにつきもののリスクとの付き合うことは経営者にとって避けて通れません。そんなリスクとの
向き合い方について5回にわたって、出張の時の航空会社を選ぶというケースを使って考えていく3回目です。
今回は、リスクにつながる違いをどう評価するのかです。

リスクの評価には2つの視点から考える必要があります。1つ目は起こる可能性、確率で、2つ目は、影響の大きさです。一つずつ見ていきます。

まず、機内食と飲み物、搭乗口の不便さです。この二つのリスクの原因は、航空会社側にあるのではなく、利用者側にあります。事前に知っていれば、前もって食事を取る、早めに空港に行くことで問題は起こりません。何かのトラブルで、時間に余裕がないかどうか利用者の状況によって起こる確率は変わります。影響の大きさは、食事の場合は諦めることで済むかもしれません。乗り遅れるほど遅れる場合は影響が大きい可能性があります。

次に、航空機事故、つまり安全性のリスクです。航空機事故が起こる可能性は極めて低いですが起こった時の影響は甚大です。航空会社による確率は統計上、ほとんど差がありません。これも、航空会社を選ぶ上で検討しなくてはならないリスクではないと考えられます。

最後に、機材故障などで乗る予定の飛行機が飛ばない、あるいは遅れるケースです。格安航空会社の方が発生する確率は高いようです。また、発生した場合の影響は、格安航空会社の方が大きいです。代替機の準備も他社便への振り替えも出来ないので、時間通りに現地に着ける可能性はほとんどなく、到着が翌日以降になることもあります。

今回はリスクにつながる違いごとにその可能性と影響について考えることで、違いを評価してきました。次回のブログでは、リスクへの対応について考えていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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