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【担当する仕事によって求められるモノには2種類ある(3・終)】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビの長尾です。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
このブログでは、
中小企業や個人事業主の
コンサルティングの現場で
気付いたことを元に、
経営者、管理職の方々に
参考になりそうなことを
発信しています。
最近、
働き方改革の一環として
残業を中心とした
労働時間の規制が
話題になっています。
国会で議論され、
マスコミでも活発に
議論されていますが
どうもしっくりきません。
議論の前提が
違っているように思います。
前回までのブログに書いた通り、
効率化だけでは効果が薄く、
効率化が現実的でない業務も
多くあります。
では、
どうすれば良いのでしょうか?


業務によって、
効率で数を求められる仕事と
質を問われる仕事があります。
求められるものが違うものを、
同じ尺度で計ることに
そもそもの問題があります。
そして、
会社に結果目標を与えることで
労働時間が短縮出来るとは
到底思えません。
もちろん、
数を求められる定型業務などは
効率化を推し進めることで
一定の効果があります。
ところが以前にも書いた通り、
質を求められる業務に
就いている人の比率が
増えている現状では、
効果は限定的です。
労働時間を短縮するには、
効率化を推し進め、
会社にプレッシャーを
かけるだけでは
実現出来ない壁があるのです。
現実的には
生産性という尺度で、
現在の仕事の仕方を
再構築しなくてはなりません。
今までの仕事の仕方も
評価の仕方も
より短い時間で成果が上がるように
変える必要があります。
それは、
制度や仕組みだけ変えれば
良い問題ではありません。
働く社員の意識や行動を
根本的に変えなくてはなりません。
当然、
社員にも変化という負荷と、
生産性を求められるという
プレッシャーがかかります。
労働者を守るためには、
一定以上の業績が必要です。
労働時間を短くしても、
一定以上の生産性を維持するには
社員にも負担がかかるのです。
この部分が軽視されているように
思えます。
きれい事で語らず、
きちんと社員にも負担がかかることも
議論されないことが問題なのです。
そして、
このパラダイム変換は、
これからの時代に生き抜くためには
どの会社にも必要なことだと
考えています。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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