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【従業員が挑戦する環境は整っていますか?】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
従業員に挑戦を求める経営者は多いです。
その環境は整えていますか?


時代と共にビジネスは変化していきます。
商品やサービス、PRや営業、製造、流通、内部業務など、時代の変化に適応していかなくてはなりません。
会社全体として変化することが出来ることは必要なことです。
会社の変化を実際に行うのは現場の従業員です。
従業員も変化しなくてはなりません。
必要な知識を得て、新しいスキルやノウハウを身につけなくてはなりません。
変わっていく必要があるのは、会社全体、そして従業員です。
しかし、その方向付けを行い、従業員に変化のための行動をさせるのは経営者です。
ところで、従業員は新しいことにチャレンジしていますか?
経営者が望んでいるほどチャレンジしていない会社が多いようです。
その原因の多くは、会社にあります。
どこの会社でも、従業員を評価する制度があります。
賞罰の制度がなくても、経営者や管理職の評価は昇給や昇格に影響するでしょう。
制度には定めれていなくても、結果が出た時に、褒めたり叱責するのも、従業員にとっては評価です。
これらの評価制度が、従業員の行動に大きな影響を及ぼします。
新しいことが全て成功するとは限りません。
良い結果が出なかったとしても、緻密に考えていない、準備が不十分、真剣に取り組んでいないなどが原因ではありません。
にもかかわらず多くの会社では良い結果が出れば評価され、良い結果が出なければ評価されません。
これでは、従業員は安心してチャレンジ出来ません。
良い結果が出なかった時のマイナス面が大きいからです。
従業員に挑戦して欲しいならば、結果にかかわらず、きちんと考え、しっかりと準備し、真剣に取り組んだことを評価することが重要です。
信賞必罰、つまり功績ある者は必ず賞し、罪過ある者は必ず罰することが大切です。
問題は、何を賞し、何を罰するかです。
これを従業員にきちんと伝えるには、制度だけでは不十分です。
経営者自らの普段の言動で、チャレンジ行動をプラスに評価していること、真剣にチャレンジした上で良い結果が出なくてもマイナスの評価をしないことを従業員に伝えることが大切です。
これを意識して行っているのも、現場力の強い経営者の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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