現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
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ありがとうございます。
ディスカッションを通して
何かを決めようとしている時、
それぞれが自分の意見を
持っているものです。
会議の参加者が
意見を持っているのは
当然です。
そして進行役を
務めている人にも
意見があって当然です。
しかし進行役は、
他の参加者とは違います。
議論には流れがあります。
進行役が意図的に流れを
コントロールしようとすると、
ディスカッション自体が
うまくいかなくなります。
参加者が
自分の意見を
通そうとするのは
当然のことです。
自分の考えが正しいこと、
他の意見よりも
優れていることを
主張します。
しかし、
進行役をしている
ファシリテーターは
立場が違います。
ファシリテーターは
全ての意見に対して
中立でなくては
ならないのです。
特定の結論に
向かっているかどうかに
ファシリテーターの
関心が向いていると、
議論の方向性を
管理するために
介入することになります。
このような介入は、
議論をシラけさせます。
当然、参加者も、
真剣に議論する気を
失います。
もし議論の方向性を
管理出来るとしたら、
それは議論ではなく、
決定事項を説得するか、
決まっている結論に
誘導するかの
いずれかになります。
つまり、
一見議論しているように
見えるのですが、
現実には議論ではない
のです。
進行役である
ファシリテーターは、
議論の方向性について
介入してはいけません。
活発な議論を促し、
議論をかみ合わせることが
役割なのです。
進行役が
意図的に議論の方向性を
決めるのは
意外と簡単です。
その上、
ありがちなのは、
自分の意見に近い方向に
議論が向かうように
無意識に介入してしまう
ことです。
進行役には
本人が思っている以上に
影響力があります。
議論の方向性に
介入しないように
注意を払うのも
進行役である
ファシリテーターに
大切な現場力の一つです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
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