オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
ビジネスには常に対処しなくてはならない問題や取り組むべき課題があるものです。そこで大切なのは向き合う姿勢です。
問題や課題にはさまざまな種類があります。対処が簡単なものもあれば、難しいものもあるでしょう。簡単なことは問題なく対処するでしょう。難しいことであっても、普段から対処していることや、経験があることであれば、問題なく対処するでしょう。
問題となるのは、負担が大きいもの、そして全く経験がないことです。このような問題や課題に直面した時、どのような問いが頭に浮かびますか?
出来るか出来ないかが浮かぶ人もいるでしょう。実は、これが最初に頭に浮かぶ人が多いようです。しかし、この問いは適切ではありません。この問いには答えがないからです。出来るかどうかは実際にやってみないと分かりません。いくら考えても、出した答はリアリティに欠けるのです。そして、ただ疑心暗鬼になったり不安が増すだけです。
最初に問うべきなのは、対処しなくてはいけないのか、対処するかどうか選べるのかです。対処しなくてはならないことには取り組まなくてはなりません。出来る出来ないは関係ありません。
対処するかどうか選べる場合、次に問うべきなのは、取り組むかどうかです。この問いに答えるために、難易度や負担の大きさや経験、出来るかどうかについても考えるでしょう。これらを総合的に考えて、するかしないかを決めることになります。まさしく意思決定です。
そして、対処しなくてはならないこと、取り組むと決めたことがはっきりしたら、次に問うべき問いは、どのようにするのか、どうすれば出来るかです。
出来るか出来ないかを考え始めると袋小路にはまってしまいがちです。対処するかどうかを決められなければ、実行に移すことも出来ず、現状は変わらず、問題も課題もそのままです。どのような問いかけをするかは問題や課題に対して向き合う姿勢に影響します。どのような問いについて考えるかは重要なのです。そして会社で問題や課題への対処の意思決定を行うのは経営者です。経営者がどのような問いについて考えているかが、会社の意思決定の質に影響を与えるのです。
本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。
応援しています!
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
提供サービス