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社員に考えてもらう3つのメリット

三人寄れば文殊の知恵を実践している三人のビジネスパーソン

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

社員に考えてもらうのは簡単ではありません。しかし、その効用やメリットは大きいです。

社員に考えることを求めても、逆に答えを求められることが多いようです。社員自身にもっと考えてもらいたいと思っている経営者は多いです。考えるのは大変な作業です。もちろん、社員に考えてもらるようにするのも大変です。それでも、社員に考えてもらうことには、それ以上の価値があります。

思考力も他の能力と同様に、実践で使うことで鍛えることが出来ます。つまり、日常的に考えてもらうことで考える力が高まるのです。考える力は人材育成にとって重要な要素です。また、社員の考える力が高いことは、会社全体の考える力の高さにつながります。これが一つ目のメリットです。

社員の意見が不適切であったり、不十分なこともあるでしょう。考えるには情報や知識が必要です。経営者は知っているけれど、社員は知らない情報や知識もあるでしょう。知っていることが違えば結論も変わります。何を知らないか分かれば、伝えているつもり、あるいは伝えたいと思っているけれど社内に伝わっていない情報を知ることが出来ます。改めて伝えることが出来ます。知識面で足りない部分があれば、教えることが出来ます。各社員に必要な情報や知識を与える機会になるのが二つ目のメリットです。

また、社員から全く新しい意見が出て来ることもあります。経験を積むことは、逆に言えば、業界や会社の常識に染まり、慣れてしまうことでもあります。経営者やベテランの考えは、硬直化しやすいものです。そして、ビジネス環境が変化している中、経営者の考え、会社がしていることが正解とは言えません。一方、社員の中には違う視点、新しい情報、新しい知識を持っている人がいます。そのような社員の意見や発想は斬新で奇抜に思えるかもしれません。社内の常識から外れているかもしれません。しかし、会社が生き抜くためには時代の変化に対応していくことが必要です。そのために、経営者や経営陣、ベテラン社員にはない新しい発想を得られることは重要です。これが三つ目のメリットです。

社員に考えてもらい、その意見を聞き、意見の根拠を聞くことは価値があります。しかし、社員に考えることを求めても、簡単に従ってくれないでしょう。考えることは楽なことではないからです。それでも社員に考える機会を与え、考えるように促し、場合によっては強要しなくてはなりません。それを推進出来るのは経営者しかいません。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。応援しています!

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