神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
職場の人間関係は誰にとっても悩ましいものです。
ビジネスライク過ぎるとギスギスし、親し過ぎると馴れ合いになり甘えが出ます。
どのような距離感が適切なのでしょうか?
職場の人間関係は、その雰囲気に表れると言われます。
社員同士の中の良い職場の雰囲気は明るく、ギスギスしていれば重苦しいです。
職場の雰囲気が重苦しい職場は、コミュニケーションも事務的なことが多く、社員同士が積極的に助け合う状況でないことが多い。
一方、雰囲気が明るいのは良いことですが、実際にはお互いに厳しいことを言わない、言えない職場も多い。
どちらも極端だと、一長一短ですが、本当にそうなのでしょうか?
ワーク・ブレイクダウン・プログラムで、真剣に議論する場を作ると、本当の人間関係が浮き彫りになります。
注視しているのは、目に見えて分かりやすい職場の雰囲気ではなく、職場として機能しているかどうかです。
実際には、重苦しい雰囲気でも、積極的に助け合う職場もあります。
明るい雰囲気でも、厳しいことも言い合える職場もあります。
理想的なのは、厳しいことも言い合えるけれど、必要ならば積極的に助け合う職場だと考えています。
その上で、雰囲気は明るい方が望ましいのは言うまでもありません。
そのような職場の人間関係に影響を与えるのは、社員の仕事への姿勢と、職場での人に対する姿勢です。
主なポイントは、
・仕事の成果に対して真摯である
・職場への貢献を意識している
の2つです。
実際に現場を見ていると、職場の仲間と一緒に良い仕事をする意識が強いと、信頼関係が出来上がります。
そして信頼関係が強くなれば、自然と明るい雰囲気が出来上がるように感じています。
明るい雰囲気は望ましいことです。
しかし明るい雰囲気作りを目的にすると、かえって職場の雰囲気は悪くなるようです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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