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【意思決定で他人の意見を求める?】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスの意思決定は簡単ではありません。
そこで他の人に意見を求めるのは良いことでしょうか?


ビジネスの意思決定は難しいものです。
唯一の正解がない中で、決断しなくてはなりません。
そして、その決定内容が会社の将来に大きな影響を与えます。
このような重要な意思決定を行う場合、経営者1人で考えるのは良いことではありません。
1人が思いつくものには限界があるからです。
どのような方針を立て、どのような戦略を採用するかにも多くの選択肢があります。
そして方針や戦略を決めても、それを実現する方法論も数多くあります。
選択肢を増やすために、調べたり、他の人の意見を聞くことは価値があります。
しかし、最も重要なことは、広くアイデアを集めた上で、自ら考え抜くことです。
選択肢を広げるために、調べたり、他の経営者や専門家にアイデアを聞くのは良いことです。
しかし、他社の事例や専門家のアイデアが、そのまま自社に合うかどうかは分かりません。
自社にとってはどうなのかを考えなくてはなりません。
具体的には、自社の環境や条件で効果が期待出来るのか、そして実行可能なのか、などを考え、総合的に判断しなくてはなりません。
しかし、考えれば考えるほど、答えが分からなくなることもあります。
その場合、2つのことをお勧めしています。
1つは、しばらく放置することです。
もう1つは、自分のアイデアを他人に聞いてもらい、意見を聞くことです。
人は集中している時、視野が狭くなり、考えが偏るものです。
しばらく置くことで、他の重要な視点に気付いたり、新しいアイデアが浮かぶこともあります。
他の視点からの意見をもらうことで、考えがより深まる可能性があります。
実は、この2つのことが有効なのは、答えが分からなくなった時だけではありません。
答えが見つかった時にも、お勧めしています。
しばらく置くことによって、自分の意見を冷静に評価することが出来るようになります。
しかし答えが見つかった後に、他人の意見を聞く場合は注意が必要です。
考えが深まる効果もあるのですが、自分の意見に固執してしまいがちになります。
特に反対意見や、違うアイデアを勧められた場合は注意が必要です。
誰でも考え抜いた末にまとめた意見を否定されたくはありません。
出来れば、良い考えだと言って欲しいものです。
しかし、今の考えが最良であるかを確認するために、他の人の視点から指摘をもらい、その視点で検証することに価値があります。
自分の意見に固執して、他人のアイデアを無視すれば、せっかくの検証の機会を失うことになります。
他人の意見を聞くのは、選択肢を増やす時、考えがまとまらない時、まとまった考えを検証する場合に有効です。
その中で、考えがまとまった後に他人の意見を聞く場合には、冷静に受け止め、検証に役立てる姿勢で聞くことが重要です。
このように意思決定の際に他人の意見を効果的に活用しようとしているのも、現場力の強い経営者の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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