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伝言ゲームからの学び

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2023/04/07 情報を更新いたしました。

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。

子供の頃の遊びには教えが隠されているものも多くあります。伝言ゲームから学んだことは生かしていますか?

子供の頃、伝言ゲームをしたことがありますか?大人になってからも、したことがある人もいるかもしれません。

伝言ゲームのルールは単純です。チームの先頭の人は、文が書かれた紙を渡されます。先頭の人は、紙に書かれた文を覚えます。そして、スタートの合図で、紙に書かれた文を、他の人には聞こえないように注意しながら2番目の人に口頭で伝えます。

2番目の人は、聞きながら文を覚え、他の人には聞かれないように注意しながら3番目の人に口頭で伝えます。これをチームの最後の人まで続けるのです。

そして最後の人が伝え聞いた文を発表するのですが、一言一句正しいことは、ほとんどありません。内容的に合っていることも少ないです。もちろん、最初と最後とでは内容が変わってしまっているから、遊びとして面白いのです。

短い文であっても、人伝てで伝えている間に内容は、変わってしまうことが多いです。最初に伝えた人から違っていることもあります。当然、伝わって来たものが、元のままであるかは怪しいものです。

そのことを、伝言ゲームの経験を通して、誰もが知っています。ところがビジネスなどの現場では、どうでしょうか?なぜ伝えたものが、そのまま伝わると思うのでしょうか?なぜ又聞きした内容が正しいと思うのでしょうか?

口頭で人伝に伝える場合には、正確に伝わらないことを想定しなくてはなりません。口頭で人伝に聞いたことは、正確かどうか分からないと考えなくてはなりません。そのことを理解した上で、伝え、受け取った情報を扱わなくてはなりません。

これが出来ているのも、現場力の強いビジネスパーソンの特長の1つです。

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