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【他人から評価されたい思いへの対応】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
誰でも他人から評価されたいと思うものです。
しかし、その思いへの対応には注意が必要です。


他人から評価されたい、と一言で片付けてしまえるほど、その思いは均一ではありません。
このブログでも何度も書いていますが、「評価される」のような言葉は気をつけなくてなりません。
その判断基準が人によって違うからです。
そして、他人に何をされると、評価されていると感じるかにも違いがあります。
これらの違いが、職場などの人間関係には、大きな影響を与えることがあります。
ある人は、非難されなければ十分かもしれません。
ある人は、言葉にして伝えてもらうことが必要かもしれません。
ある人は、同僚など周囲の人と比べて高い評価をされないと満足しないかもしれません。
最近増えているのは、絶対評価よりも相対評価を気にする人です。
このタイプの人にとっては、ただ評価されているだけでは不十分です。
職場のメンバーの中の平均以上でなくてはなりません。
中には、職場で上位、あるいは一番であることを求める人もいます。
特に職場で上位、あるいは一番であることを求める人には注意が必要です。
高い評価を受けるために、上司や周囲に対して積極的にアピールする人もいます。
場合によっては、オーバーにアピールするかもしれません。
もしかしたら、他のメンバーの評価を下げようとするかもしれません。
いずれにしても、低く評価されていると感じると不満を感じます。
低い評価をする人を非難することもあります。
では、相対的に高く評価していることを伝えれば良いかと言うと、それほど単純ではありません。
ある人を相対的に高く評価するということは、逆に言えば他の人を低く評価することになるからです。
しかも、このタイプの人は、自分が高く評価されていることを吹聴する傾向があります。
他のメンバーは低く評価されていることを知れば、気分が良くないのは当然です。
職場で評価する立場にいるのは管理職です。
このように、相対的に高い評価が得られないと満足しない人は、管理職にとって、面倒くさい相手です。
ここで大切なのは、絶対評価を貫くことです。
これが出来ているのも現場力の強い管理職の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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