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【判断する上での情報収集の重要性を再認識】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
物事を判断するには情報が必要です。
しかし、必ずしも必要な情報が全て入手出来るわけではありません。
特にビジネスでは、不十分であっても入手出来る情報から判断しなくてはならないのが現実です。
それでも、入手できる情報を集める努力を怠ってはいけません。
そんなことを再認識する経験をしました。


高熱は出ないものの、一週間以上熱が続き、数日前から咳が酷く、夜眠れないので病院に行きました。
その場で熱を計りましたが、薬も飲んでいないにも関わらず微熱でした。
医師が必要だと判断しているということで、インフルエンザの検査を受けましたが陰性でした。
そして診察で、症状と経緯を伝えただけで薬が出されました。
話を聞くだけで診断がつくのかと不満を感じながらも、診察を終え、薬をもらって帰りました。
その後、処方通りに薬を飲んでも、咳で眠れない状態が2日続きました。
そして、他の医院に行くことにしました。
その医院の先生は、喉の様子を見て、聴診器で呼吸音を聞いて、念のために肺のレントゲンを撮りました。
その上で診断され、薬を処方されました。
そして、その日の夜に咳で目が覚めたのは一度だけで、翌日から夜中に咳で目が覚めることはなくなりました。
今回のケースで、診断する上で必要な情報は何だったのでしょうか?
最初の医師は、必要な情報が何か分かっていたのでしょうか?
医師なので分かっているとして、必要な情報を集める行動をとったのでしょうか?
素人考えですが、酷い咳の場合、喉の炎症や、リンパの腫れ、肺に問題がないかについての情報が必要だったと思っています。
そして、必要な情報がないまま下した診断には十分納得出来ませんでした。
私も分野は違いますが、コンサルタントとして、判断や評価を下すことが多い仕事をしています。
より良い判断や評価をするために、そして判断や評価に納得してもらうために、自分の仕事を見直したいと思います。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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