神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
会議では、自分たちで対策を導き出すために、考えなくてはなりません。
考えるというのは、しんどいことです。
自分たちで考えることは、意味があるのでしょうか?
最近は、いくらでも情報が手に入る時代です。
ネットなどで探せば、適当な解決策が見つかる可能性があります。
もちろん、全てを一から考えるのは効率的とは言えません。
他社の成功事例や、専門家のアイデアを参考にするのは悪いことではありません。
ワーク・ブレイクダウン・プログラムでも、他社の事例や、ノウハウを調べることを禁止してはいません。
大切なのは、その使い方だと考えているからです。
まず、参考に出来るアイデアが見つかっても、そこで終わらず、自分たちでアイデアを出すように要求します。
そして他社の事例やアイデアも、選択肢の一つとして扱います。
決して実績があるとか、定評があるなどの理由で採用を決めることはありません。
選択肢を評価するプロセスでは、さまざまな視点から選択肢を見ていきます。
その過程で、他社の事例やアイデアについて、多くのことを調べ、考えます。
解決策を考える時には、二種類の考える力が必要です。
一つ目は、新しいアイデアを生み出す力です。
二つ目は、アイデアを評価する力です。
これらの力は、自分で考える経験を積むことでしか身に付きません。
効率だけを求めていては、人材の育成は出来ません。
自ら考えることは、結局のところ、現場力の強化につながるのです。
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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