神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
社内での伝達事項が、きちんと伝わらないことがあります。
会議やミーティングでの話し合いがかみ合わなかったり、決まったことへの理解が違っていたりします。
その原因の一つに言葉があります。
コミュニケーションのほとんどは言葉を使って行われます。
会議やミーティングだけでなく、指示や命令も言葉を使います。
ワーク・ブレイクダウン・プログラムで、ファシリテーションをしていると気付くことがあります。
それは、人によって、言葉の意味や解釈に違いがあることです。
新しいテーマを議論したり、部署の違う新しいメンバーと議論する場合は、馴染みのない言葉を使うことが出てきます。
この場合、多くの人が言葉の意味を確認したり説明することが必要だと分かっています。
問題は、日常的に仕事上使っている言葉です。
普段から使い慣れている言葉なので、あえて説明する必要はないと考えている人が多いのですが、現実には意味や解釈に違いがあります。
私の場合は経験から、一般的な言葉の意味や解釈が、会社によって違うことがあることを知っています。
そして、同じ会社の社内でも、違っていることがあることも知っています。
ですので、違いがあることを想定しながら、ファシリテーションしています。
もちろん、私は外部の者だから気づきやすいのかもしれません。
しかしそれ以上に、言葉の意味や解釈にズレがないかどうか注意しながら聞いているから気づくのだと思っています。
言葉の意味や解釈が共有されていることは、円滑なコミュニケーションにとって重要なことです。
当たり前と思っていることを疑ってみることも、時には必要です。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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