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大切なレジリエンス

崖の上から見下ろす雄ライオン

環境や状況の変化に対応しなくてはなりません。仕事をしているとうまくいかないこともあります。そこで大切なのはレジリエンスです。

目次

レジリエンスとは立ち直り力

レジリエンスという言葉が聞かれるようになりました。レジリエンスとは心理学の言葉で、跳ね返り、弾力、回復力、復元力という意味です。最近は、個人や組織の、さまざまな環境や状況に対しても適応して、生き延びる力として使われることがあります。私はレジリエンスを立ち直り力と呼んでいます。

全て順風満帆なはずはない

仕事に限らずプライベートでも、思うようにならないことがあるものです。頑張ったのに結果が出ないこともあります。ミスや失敗をすることもあります。自分の能力不足を痛感することもあります。時間をかけて取り組んできたことが、無駄になることもあります。問題が起こった時、自分は悪くないのに、自分のせいにされるなど、理不尽なことも起こります。期待していた人に、裏切られることもあります。

どれもうれしいことではありません。出来れば起きて欲しくないことです。しかしこれは誰にでも起こることです。と言うよりも、全て順風満帆、思い通りになる人はいません。

気持ちが折れても構わない

思い通りにいかなかったり、自分は悪くないのに自分のせいにされたりすることがあると、落ち込んだり、悔しかったり、腹が立ったりするでしょう。もう頑張らない、頑張りたくない、何もしたくない、誰も信用出来ないと思うかもしれません。

そのような気持ちになることはあります。人間ですから当然です。

大丈夫な振りをしょうと頑張り過ぎるのも良くありません。自分の気持ちにふたをする方が、後で問題を大きくする可能性があります。本当に辛いことが合った時は、心が折れても構わないのです。

諦めたら、そこで終わり

辛いことがあったり、厳しい状況に置かれた時、落ち込み、心が折れても構いません。ただし、心が折れたままでいることは、良いことではありません。

今回の試練は、求めていたことへの本気度や覚悟を試されているのかもしれません。何か望んでいることが実現しなかったとしたら、もう一度やり直してみませんか?もし再度頑張る気持ちになれないとしたら、本当に望んでいたことではなかったのかもしれません。他の目標を探す方が良いのかもしれません。

いずれにしても、思いっきり落ち込んだら、もう一度気持ちを前向きに変えなくてはなりません。諦めたら終わりです。もう一度立ち上がり、動き出さなくてはなりません。この前向きに変える力がレジリエンス、立ち直り力です。

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