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リーダーは役職ではない

部下をすぐそばで見守る上司

会社のリーダーは経営者、部署のリーダーは管理職です。それは、本当でしょうか?

役職者とリーダーとの違い

経営者や管理職は権限を持っています。権限を持っているので命令することも出来ます。下からの提案や要望に対する決裁権も持っています。権限のある役職者には強制する力があります。社内で肩書を持っている人は力を持っています。

それでは力を持っている人にメンバーは従うのでしょうか?

役職者の命令には従わなくてはならないでしょう。したいことがあっても役職者の承認や決裁がなければ実行出来ないでしょう。もちろん権限が及ぶ範囲ではメンバーは役職者に従います。

しかし、メンバーがついていっているのは役職者とは限りません。メンバーがついていっているのはリーダーです。リーダーは肩書や役職と関係なく、メンバーをまとめ、導く人です。そして、メンバーは自分の意思でついていくのです。

役職を決めるのは会社など組織ですが、リーダーを決めるのはメンバーなのです。

リーダーを選ぶ基準

リーダーには必ずしも権限は必要ありません。まとめ、導くために必要なのは権限ではありません。しかし公式な権限は持っていなくても、影響力という力を持っていることが多いです。

リーダーが持っているのは、信頼感、親近感、方向性の一致、エネルギーやバイタリティなどです。これらが人をひきつけます。そしてメンバーはリーダーに相談します。それは、リーダーのことを人として信頼しているからです。そして何よりもリーダーの示す方向性や価値観に魅力を感じていたり、賛同しているからです。

経営の神様と言われる松下電器(現パナソニック)の創業者、松下幸之助氏の言葉にこのようなものがあります。

その人が真のリーダーかどうかは肩書がなくなった後に分かる

松下幸之助氏のところへは、引退した後でも社員が相談に来ていたそうです。当時は他の人が社長を務めていて、松下幸之助氏は一切経営には口を出していなかったそうです。それでも相談するために社員が来ていたのです。松下幸之助氏は本当のリーダーだったのだと思います。

メンバーによって何を持っている人をリーダーに選ぶかは違います。しかし、肩書や権限だけでリーダーを選ばないのは間違いありません。

誰でもリーダーになれる

肩書も権限もなく、役職者でなくても、リーダーになれます。実際に、役職者でない人が実質的なリーダーである現場は少なくありません。もちろん役職者には、自分がリーダーであるという自負があるでしょう。リーダーの役割を果たしたいと思っているでしょう。

しかし、役職者は肩書や権限も持っていますが、それだけでリーダーにはなれません。それどころか、肩書や権限で人をコントロールしようとすればするほど、リーダーではなくなっていきます。リーダーになるには肩書や権限以外のものが必要です。

肩書や権限を与えられただけでは成れず、肩書も権限もなくても成れるのがリーダーです。誰をリーダーとするかを決めるのはメンバーです。リーダーになりたい、リーダーとしてメンバーに認められたいならば、リーダーに必要なことを身に付けなくてはならないのです。それは役職者にとっては厳しい現実かもしれませんが、肩書のない人にとってはチャンスかもしれません。いずれにしてもリーダーはメンバーが選ぶので、誰でもリーダーになることは出来るのです。

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