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計画倒れの本当の原因

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2022/02/09 情報を更新いたしました。

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。

仕事には計画がつきものです。
ところで、計画は立てた通りに進みますか?
計画倒れに終わることは多くありませんか?
計画倒れの原因は何なのでしょうか?

事業計画でも行動計画でも、計画通りに進むことは稀です。
ビジネス環境も変化しますし、アクシデントも起こります。
全て計画通りに進むことを望むのは非現実的です。

それでは、計画を立てることは意味がないのでしょうか?

もちろんそんなことはありません。
ビジネスには最低限達成しなくてはならないことがありますし、目指す姿もあります。
長期から短期まで、目標を達成するために計画を立て、進捗状況を確認しながら進めることは重要です。

ところが、計画通りに進まない現実への対応に問題がある会社が多く見られます。
多く見られる問題のある対応は3種類あります。

1つ目は、計画通りに進んでいるかどうかを定期的に確認すらしないパターンです。
年間計画に対し、大幅な未達であることを半年経った後で分かっても対処方法はありません。
まず、定期的にモニターすることが大切です。

2つ目は、計画通りに進んでいなくても放置するパターンです。
計画通りに進んでいなければ、タイミングを逃さず対策を練り、実行することが大切です。

3つ目は、単純に過去の計画を踏襲するだけの計画を作るパターンです。
特に過去に何度も未達だったにも関わらず、同じ組み立て方で計画を作る会社は多いようです。
実現可能性や実行可能性を考え、現実的な計画を作ることが必要です。
逆に目標を変えないで、新たな対策を打つ方法もあります。

以上3つ共、計画通りに進まなくても仕方がない、あるいは進まなくても良いという意識が根底にあります。
目標や計画を絵にかいた餅にしてしまうのは、意識の問題です。

いずれにしても、計画倒れを当たり前にしてはいけません。
そして、計画を守るべきものという意識付けする役割を負っているのは、経営者や管理職です。

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