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会社のライフステージ

人が生まれてから成長していくように、

会社も企業から成長していきます。
 
創業準備
創業
スタート・アップ
成長期
安定期
 
業態によって違いはありますが、
そのステージによって、
会社自身も変化しますし、
それに伴って
必要なモノも増えていきます。
 
今、どのステージにいるとしても、
前のステージと同じではありませんし、
次のステージに向けて、
新しいことに取り組んでいく必要があります。
 


 

創業準備から操業、スタート・アップ
の時期は、
一人または複数のリーダーまたは仲間がいて、
熱意、エネルギーにあふれていて、
困難な中にあっても
試行錯誤を繰り返しながら
乗り切っていきます。
 
このステージでは、
動きながら
多くのことを
学び
身に付けて
いきます。
 
 
そして、成長期に入ります。
このステージになると、
人も増えたり、入れ替わったりします。
 
スタート・アップまでは、
少数のメンバーで、
話し合いながら
意思の疎通もはかれ、
勢いもあるので、
物事を進めることが出来ました。
 
ところが、成長期に入ると、
様子が変わります。
 
タイプの違う人が入って来るので、
多様なタイプを受け入れる
必要が出てきます。
 
例えば営業系のメンバーから
スタートした会社であれば、
管理、経理、総務系の
比較的堅いタイプの人たち。
 
技術系の職人タイプで
スタートした会社であれば、
営業系の
元気は良いが多少雑なタイプの人たち。
 
そのようなメンバーが、
入ってきます。
 
また、
人数が増えると、
機能させるために
組織を整備する必要が出てきます。
そして、その運用のために
ルールを決める必要が出てきます。
 
勢いと熱意だけでは
上手くいかないことが出てくるのです。
 
ここで、
創業当初からのリーダーは、
組織を管理することを
身に付ける必要が出てきます。
 
しかし、
会社としての体制を整備することは、
堅苦しい部分もありますし、
勢いをそがれてしまう
副作用もあります。
 
会社が変わってしまった印象を
持つかもしれません。
ただし、これは
会社を維持、発展していくために
必要なステージなのです。
 
 
そうして、安定期に入っていきます。
 
実は、この安定期のステージが、
会社の存続、発展には最も重要です。
 
日々の業務をこなしていると、
それなりに利益が得られます。
創業期に比べると、
日々、落ち着いていて、
その状態に慣れていきます。
 
一種の安定志向のメンバーも
新たに加わってきます。
 
 
以前にもブログにも書きましたが、
変化している環境の中では、
会社も変化しなくてはなりません。
 
ところが、
安定ムードが
変化への取り組みには
障害になるのです。
 
新しいことに取り組んだり
変化することは、
楽なことではありません。
 
そのような雰囲気の中で、
存続し、発展するには、
変化を起こさなくてはなりません。
新しいことに取り組まなくてはなりません。
挑戦し続けなくてはなりません。
 
それを、実行するのは、
創業からスタート・アップのステージよりも、
もっと多くのエネルギーが必要です。
 
そして、挑戦を続ける
キー・パーソンは
社長であり、
リーダーたちです。
 
簡単なことではありませんが、
変化への取り組みを続けること
それをしなければ、
安定期のステージの次に来るのは、
衰退期となってしまいます。
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