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会社の「良い所」探しの勧め

 仕事柄、多くの会社に訪問して、

現状をお聞きすることが多くあります。
 
そんな中で、
経営者
社員
共通して良く出てくるのは、
その会社の
「問題点」
「弱み」
です。
 
確かに、ビジネスの環境は厳しく、
苦労されているのは間違いありません。
 
しかし、その会社は、
「問題点」「弱み」
を解決することが必要なのでしょうか?
 


 

苦しいかもしれませんが、
その会社は存続しています。
 
ということは、お客さまが求めている
「価値」を提供している
ということです。
 
 
人材活用や人材育成の場合に
よく言われる鉄則があります。
「長所を伸ばせ」
です。
 
人には得手不得手があります。
もちろん、不得手であっても、
最低限のレベルのことが出来る必要はあります。
そのための努力は必要です。
 
ただし、
不得手なことを得手に変える
のは別次元の話です。
 
実際、
不得手なことを得手に変える
よりも、
得意なことを伸ばす
方が簡単なのです。
 
 
これは、会社にも当てはまります。
クレームになるようなレベルの「問題点」は、
解決する必要があります。
存続出来ないような「弱み」は、
克服しなくてはなりません。
 
 
ただし、業界他社の成功例などを見て、
自社の「弱み」を努力して
「強み」のレベルまで持っていくのは
現実的ではありません。
 
それは、その会社が、
自社の「強み」
を活かす方法を
考え
実行し
改善し
成功するまで努力した結果です。
 
 
同じ「強み」を持つために、
自社内で努力して
「弱み」を「強み」にレベルアップするのは、
簡単なことではありません。
 
それよりも、同じ「強み」を持つには、
新たな人材を入れたり、
吸収合併したり、
パートナーを組んだり、
アウトソーシングしたり
外部の知恵を入れたり
する方法の方が現実的です。
 
 
ただ、無いモノを求めるよりも、
今、持っている「強み」に
注目することをお勧めします。
 
想像してみてください。
自社の
「良い所」
「強み」
のことを考えている方が、
気分も明るくなりませんか?
 
その上、
「欠点」を克服するより、
「強み」を伸ばす方が簡単なのです。
しかも、その「強み」は、
過去も現在も、
お客様に「価値」を感じてもらっている
源なのです。
 
自社の持つ「強み」を
もっと活かし、伸ばす方法を
考え
実行し
改善する
ことを続けてみましょう。
 
その方が、必ず成果につながります。
 
自社の
「問題点」「弱み」「欠点」
にばかり目が向いている
と感じたら、
是非、
自社の「良い所」探し
をしてみてください。
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