現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
先日、
ある経営者の依頼を受けて
外部の業者との打ち合わせに
同席させていただきました。
新しく機器に入れ替えるための
打ち合わせなのですが、
どうもうまくいかない
ということで依頼されたのです。
その打ち合わせに来られた
業者の方の肩書は
○○コンサルタント
でした。
そこでの話し合いで
起こっていたことは、
社外に限らず
社内での打ち合わせでも
時々見かけることです。
機器は時代と共に
進化しています。
新しい機器には
今使っている機器にはない
便利な機能が備わっています。
そこで、
業者の方は
その優れた点を
アピールしてきます。
この新しい機能を使うと
効率的で
生産性が上がる、
と。
この会社にとっての問題は、
この新しい機能を使うには、
今の業務のやり方を
変える必要があることです。
その業務のやり方の変更には、
多くの時間とコストが
かかるのです。
何か一つ変更すると
その変更に伴って
変更しなくてはならないことが
いくつもあるものです。
ある部分を最適化すると
全体の効率が下がることは
現実には多くあります。
今回の機器の選定では、
新しい機能は
不要なだけでなく
全体の効率を下げるもの
だったのです。
社内の議論でも
似たようなことがあります。
ある業務や
ある部門や部署の
効率を高めようとすると
他の部門の効率を
落とすことがあります。
プラスの効果と
マイナスの影響を比べて
プラスならば良いのですが、
マイナスならば問題です。
ある部門からの提案を
経営者が判断する場合は
全体を見て判断します。
その部門でのプラス効果を
いくら主張し説得しても
受け入れられないのです。
ある特定の部分だけを
見ている人と、
全体を見ている人では
その評価が違うことが
あります。
この視点が違っていると
話し合いは
かみ合いません。
視点や判断基準は
意識してしなくては
自然と一致することは
ありません。
話し合いをする時には
あえて事前に
視点や判断基準を
共有することを
お勧めします。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
ーーーーーーーーーーーーーーー
オフィス・ビブラビの
オフィシャルFacebookページは
こちらです。
↓
http://www.facebook.com/OFFICE.VIVE.LA.VIE
ブログの更新情報の他、
現場力強化と活用についての
情報を投稿しています。
ページに「いいね!」
していただいたら嬉しいです。
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
提供サービス