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モチベーションの誤解

 モチベーションに関することほど、

ビジネス理論では
効果がない
とされていることが、
ビジネスの現場で使われているものは
ないそうです。

 

最近の研究によると、
アメとムチ
つまり、
結果が良ければ、報酬がもらえ、
結果が悪ければ、罰が与えられる
方法が、
あるタイプの仕事においては、
かえって生産性を悪くする
ことがはっきりとしているのです。

 


 

成果報酬を導入している会社は多いです。

 

ニンジンをぶら下げると、
馬は走るかもしれません。

 

早く、多くのことを成し遂げると
ご褒美がもらえるとなると
頑張って結果を出す人もいるでしょう。

 

ところが、研究の結果が示しているのは、
アメとムチの手法では
結果が悪くなる業務があるという事実です。

 

業務には、大きく分けて、
二つに分類されます。

 

単純な作業のような業務

創造性が必要な業務
です。

 

アメとムチが効果を示すのは、
単純な作業のような業務
だけだそうです。

 

工場などの現場、
あるいは会計などの定型業務には、
効果があります。

 

これらの業務は、産業革命以降、
多くの人が関わってきた業務です。

 

20世紀では、多くの企業で
効果があった可能性は高いです。

 

ただし、21世紀になって
様相は変わりました。
指示された業務をこなすだけでは
十分だと見なされなくなりました。
創造性を発揮することが
求められるようになったのです。

 

そこで、アメとムチの手法は、
効果が出なくなりました。
もっと言うと、
逆効果になってしまうのです。

 

これは、先進国だけではありません。
経済的に困窮した国の貧しい人を対象に
実験、調査しても同じだったそうです。

 

ただ単に、豊かになったから、
アメとムチが効果が
なくなったわけではありません。

 

仕事の内容、社員に求めるものが
変わってきたのです。

 

もちろん、金銭的に世間一般レベルの
処遇は必要です。

 

もっと頑張ってもらおう、
もっと生産性を上げてもらおう、
もっと結果を出してもらおう、
と思って、
より高い成果を出せば
より高い報酬を与える制度を作っても
効果はないということです。

 

では、何が効果があるのでしょうか?
それは次の三つのポイントです。
1.自主性
2.成長
3.目的

 

抽象的で分かりにくいですね。
具体的にどのようにすると良いかは、
その会社の業種や業態、業務によって
変わります。

 

これをお伝えするには、
本一冊分の分量が必要です。

 

ただ、アメとムチの手法では、
生産性が上がることはなく、
かえって下げることがある
ことが分かっていれば、

 

効果の望めないことに
コストをかけることもなくなります

 

頑張れば報酬がある制度を用意したのに、
どうして頑張らないのか、
と嘆くこともなくなります。

 

別の方法は採用出来なくても、
アメとムチの手法をやめることで、
無駄なコストを抑え
制度を考える労力が不要になり、
経営者が不満を感じることがなくなります。

 

まずは、そこから始めてみることを
お勧めします。

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