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【KYな社員の現場での問題点】

ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
ある会社で、
KYな社員で困っていると
相談を受けました。
KYはご存知の通り、
「空気が読めない」ことです。
最初の印象は、
将来のリーダー候補の
有望な社員でした。
そのように感じられた
その社員は
ただのKYだったのです。


パワフル、
エネルギッシュ、
バイタリティがあり、
決断力がある、
率先して動く社員は
当然、
将来に期待が持てると
評価されます。
ところが、
KYな人も、
一見同じように
見えることもあるのです。
違いは
どこにあるのでしょうか?
それは、
他人への関心です。
KYな人は
他人への関心が
薄いのです。
関心が薄いと、
元々他人を見ていません。
見ていないので、
他人がしていること、
他人の思っていること、
などに気づきません。
もし見ていても、
気づかなかったり、
的外れな推察をします。
まず見ることも習慣です。
そして、
他人を見るように指導し、
指導に従っただけでは
解決しません。
見て、気付いた後には
推察するのですが、
その推察の確度を上げるには、
経験の積み重ねしかありません。
その経験が乏しいのです。
これは、
ある意味致命的です。
いくら相手を観察しても
分からないか
的外れな推察を
するのですから。
その会社のKYな社員は、
社内外の人から
一緒に仕事をするのは
嫌だと言われています。
能力がいくらあっても
使えない社員に
なってしまっているのです。
では、
どうした良いでしょうか?
本人に変わりたいという
意志があれば、
時間をかけて
経験を積ませるしかありません。
相手を観察する習慣を
身につけさせる。
その上で、
推察したことを言わせ、
フィードバックする。
こうして、
経験値を意識して
上げるしかありません。
本人も辛いですし、
教育する者も大変です。
ただし元は
エネルギッシュなタイプです。
KYさえ克服出来れば
優秀な社員の資質は
持っているのですから。
その対極にいるのが
気を回し過ぎるタイプです。
このタイプについては、
次のブログで
書きたいと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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