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【褒められると伸びるタイプ?】

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ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
短所を直すのではなく、
長所を伸ばせ
褒めて育てる
そんな育成が主流のようです。
そんな中で、
若い層の社員が、
自ら上司や先輩に、
私は、
褒められると伸びるタイプなんです。
と言う人もいるようです。
さて、どうすれば良いでしょうか?


この、
「褒められて伸びるタイプ」
というフレーズは、
とても良く考えられた台詞です。
どこから広まったのか
知りませんが、
考えた人は言葉について
相当な知識か感覚を
持っていると思います。
少し脱線しました。
この台詞の裏には、
叱らないで欲しい
叱っても伸びない
という意味がこめられています。
つまり、これは、
指導方法への、
要求です。
それだけでも、
教わる側の姿勢としたら、
本来、僭越なことです。
ところが、要求と同時に、
「叱るな!」
という脅しに近いニュアンスを
込めているのです。
ですので、
この言葉を言われた側は、
カチンとくるのです。
しかし、反論も難しい。
だから、
良く考えられたセリフなのです。
先輩や先生は、
教えるのが役割です。
それでも、
教わる側は知らないことがあり、
教わらなくてはならないことが
あります。
先輩や先生は教えて当然
なのではなく、
教えていただくという姿勢が
基本だと思っています。
褒められて伸びるタイプ
という言葉には、
謙虚さもなければ、
相手への敬意もありません。
そうです、
失礼な言葉なのです。
私たちが若い頃なら、
一喝されていたと思います。
しかし、
今は時代が違うようです。
そこで、
現代風に切り替えします。
「そうかぁ、
褒められて伸びるタイプなんだ。
ところで、
どうしたら、褒められると思う?」
こんな言葉を返します。
しかし、
このセリフそのものでなくても、
同じように伝わる言葉を
社外の人に使われては
困ります。
このセリフが目上の人に対して
失礼なものだということは、
いつかは伝える必要があります。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
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現場の実践力を高める手法です。
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あなた自身、
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