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【「回想録」 先に面倒なことをする(2)】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
私が、中小企業を中心とした
コンサルティングを
しようと思った 「いきさつ」
コンサルティングをする上での
「こだわり」 には、
理由があります。
何回かに分けて、
その「いきさつ」や
「こだわり」の素になった
私自身の経験を、
「回想録」シリーズとして、
お伝えしています。
今回は、
先に面倒なことをする(2)
です。


前回、このテーマのブログで、
予習、復習の話を書きました。
繰り返しになりますが、私は
筋金入りの面倒臭がり屋です。
少しでも楽をしたいですし、
面倒なことは、したくありません。
しかし、「成果」は手に入れたい
という欲求も強いのです。
そこで、今までの経験から
身についた考え方があります。
それは、
将来の、
もっと面倒なことを避けるために、
今、面倒なことをする
です。
私自身、この「原則」で、
成果を上げたからこそ、
今も大切にしています。
自慢話に聞こえたら、
申し訳ありません。
しかし、
自分に成功体験があるから、
自信を持って、
人にもお勧め出来るのです。
少し、お付き合いください。
今回は、
私の受験勉強のことを、
例にお話しします。
私の出身校は、岡山県にある
地方の普通科高校です。
県内にある普通科高校の中でも、
レベルは下の方でした。
行きたい大学は、難関私立大学。
地元の国立大学合格が目標の
高校の授業だけでは不十分です。
田舎なので、予備校どころか、
塾も満足にありません。
岡山市内にある予備校に行っても、
適当なコースはありません。
実際、あったとしても、
部活は真面目にしたかったので、
時間的にも難しかったと思います。
そこで、最初に私がしたことは、
難関大学合格者の手記などを読み、
どんな参考書や問題集を使ったか、
どんな勉強法をしていたのか
を調べることでした。
それは、高校二年になる前の
春休みでした。
部活も精一杯しながら、
難関私大に合格出来る学力をつける。
そこで、決めたのは、
高校二年から、
受験勉強を始めることでした。
20ヶ月の勉強の計画を立て、
実行しました。
一日の勉強時間は多くありませんが、
高二から始めれば、
一般的な受験生の倍以上の期間が
あります。
これには、思わぬ副産物が
ありました。
多くの人が本格的に受験勉強を始める
三年生になる前に学力がつき、
相対的な順位である偏差値が、
上がっていたのです。
多くの人が勉強を始めてからも、
当然、勉強を続けるのですから、
偏差値が下がることは
ありませんでした。
他の受験生も
一生懸命勉強している時に、
いくら自分が一生懸命勉強しても、
大きな差をつけることはできません。
成績が良いと人は、
「頭がいい」
と言います。
嬉しい誉め言葉ですが、
自分で「頭がいい」と
思ったことはありません。
効果的な勉強法を研究し、
取り入れ、自分なりに改良し、
決めた計画を淡々とこなし、
勉強する時は集中し、
絶対的に必要な勉強時間を勉強し、
しかも、早く始めた結果です。
実は、記憶するのが苦手です。
だから、英単語は、
当時バイブルだった
「試験に出る英単語」を
高校二年の間に三回、
高校三年の時に二回、
繰り返し覚えました。
成果は欲しいけれど、
面倒臭いことはしたくありませんし、
ギリギリになってバタバタして、
ヤマを張るように、
一部に絞り込んで、運を天に任せるのも
好みではありません。
だからこそ、
しっかりと段取りを考え、
粛々と取り組むことを
大切にしています。
将来の、
もっと面倒なことを避けるために、
今、面倒なことをする
のです。
結局、これが一番楽なのです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
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