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【ミーティングの「マイルストーン」は考えてありますか?(2)】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
前回のブログでは、
「ワーク・ブレイクダウン」で行う
ミーティングの「ゴール」の次に考える
2種類の「マイルストーン」の内、
一連のミーティングを開催する場合に
ついてお伝えしました。
今回は、ミーティングごとの
「マイルストーン」について
お伝えします。


少し、前回の振り返りをします。
何回かのミーティングを行う場合は、
各ミーティングごとに
「ゴール」を決めます。
この各ミーティングの「ゴール」が、
全体の「マイルストーン」になります。
そして、各ミーティングごとに、
そのミーティングの「ゴール」にたどり着く
「マイルストーン」を考えます。
このように、ミーティングの
「マイルストーン」には、
二つの要素があります。
前回に引き続き「年度計画」の例を
使って説明します。
管理職対象のミーティング
全社ミーティング
部署単位のミーティング
の三つのミーティングが行われます。
各ミーティングごとに
「ゴール」に向けた「マイルストーン」を
考えます。
ここでは、
部署単位のミーティングを
例として取り上げます。
部署単位のミーティングでは、
管理職が「ゴール」に向けた
「マイルストーン」を考えます。
部署単位のミーティングの「ゴール」は、
前回のブログの通り、
その部署の目標を達成するための
取り組みを決定すること
とします。
この「ゴール」にたどり着くには、
どんな「マイルストーン」が
考えられるでしょうか?
部署のメンバーに、
全社ミーティングで発表された、
ビジネス環境、会社の状況、
会社の方針、数値目標など
理解してもらう。
部署ごとの方針、数値目標
理解してもらう。
目標達成に向けた、
取り組み内容
行動計画を、
誰が、何を、いつまでに
するのかを決定する。
などが「マイルストーン」として
考えられます。
それぞれの「マイルストーン」も、
「ゴール」です。
各「ゴール」に向けた
「マイルストーン」を考えておく
ことも必要です。
このような作業を、
「ミーティングを設計する」
と言うことがあります。
「ゴール」「マイルストーン」を
リストアップする。
リストアップしたものの実施順序を
考える。
この作業は、
「ワーク・ブレイクダウン」です。
「ゴール」から考え始め、
直前に何が必要か?
その前には何が必要か?
・・・
このように考えていくと、
漏れなく、必要なステップを
「設計」することが出来ます。
ここで、一つ大切なことがあります。
「マイルストーン」の「主語」は、
参加メンバーです。
例えば、
年度計画を理解している
ことが「ゴール」なのです。
決して、
十分に説明する
ことが「ゴール」ではありません。
どうすれば、
社員が理解出来るのか?
どうすれば、
社員が理解出来ていると
確認出来るのか?
そのための工夫を考えることが、
「マイルストーン」を考えることです。
このような準備は、
手間のかかることです。
ミーティングの「ゴール」が
達成されなければ、
年度が始まっても、
年度計画に向けて動き出すことは
ありません。
せっかく時間をやり繰りして
メンバーを集めたミーティングは、
「ゴール」にたどり着くのに、
必要以上の時間がかかります。
先の面倒を避けるために、
今、面倒なことをする
その一つが、
ミーティングの準備です。
今、行っているミーティングは、
事前に「マイルストーン」を設定し、
きちんと「設計」されていますか?
設定した「マイルストーン」に
たどり着いたことを確認してから
次の「マイルストーン」に向かって
進んでいますか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
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