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【必要なマニュアル、しかし、たかがマニュアル】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
仕事を教える上でマニュアルは必要です。
しかし、マニュアルには限界があります。


仕事には手順があります。
そして、作業をするには必要な知識やスキルがあります。
また、会社や職場のよって、仕事を進める上でのルールがあります。
社内で決まっている手順やルールは明文化出来ます。
知識は書籍などに書かれています。
スキルも教則本など、身に付け方は本になっています。
つまり、社内の決まりごとさえ文書化すれば、仕事のマニュアル化は可能です。
仕事をする上で必要なことがマニュアル化されていると良い点があります。
1つは、漏れなく、間違いなく教えることが出来ることです。
もう1つは、もし忘れてもマニュアルを読めば確認出来ますし、復習することも出来ます。
マニュアルを整備することは価値あることです。
しかし、マニュアルを整備し、マニュアルを使って教えれば、仕事が出来るようになるでしょうか?
残念ながらなりません。
まず頻繁にマニュアルを確認するようでは、仕事がスムーズに進みません。
例外的なケースはともかく、思い出すのに時間がかかるのも効率を落とします。
頭に叩き込まれている状態にならなければならないのです。
そして、仕事には状況に応じて判断し、いくつかある選択肢の中から選ぶ場面が頻繁に起こります。
その判断のスピードや正確さは経験を積まなくては身に付きません。
そして何よりスキルです。
マニュアルや教則本を読んだだけで現場で使えるスキルはありません。
例えばボールの投げ方を知れば、相手に届くボールが投げられるでしょうか?
相手が取りやすい所に投げられるでしょうか?
それは無理です。
習ったのに出来ないのは、教えている内容やプログラムが悪いわけではありません。
教え方が悪いわけでもありません。
繰り返し練習し、経験を積まなければ出来るというレベルには到達しないのです。
仕事に必要なことを漏れなく明文化し、マニュアルを整備することは価値がありますし、必要なことです。
しかし、マニュアルは、たかがマニュアルです。
どれだけ完璧なマニュアルがあっても、社員が高いレベルの仕事が出来るようにはなりません。
繰り返し現場で使い、経験を積みながらレベルアップすることが必要なのです。
これを経営者も、教える側も、教わる側も理解し、生かしているのも現場力の強い会社の特長の1つです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール

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