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【伝わらない経営者の思い】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
社員に思いが伝わらないと感じている経営者は多いようです。
どこに問題があるのでしょうか?


多くの経営者とお話しする機会があります。
その中で、多くの経営者が感じていることの1つが、社員に自分の思いが伝わっていないことです。
思いの内容は、
社員への感謝の気持ち
社員への評価
社員に期待していることや望んでいること
会社の事業への思い
など、さまざまです。
人に何かを伝えるには、いくつかの方法があります。
例えば、直接言葉で伝えるのが代表的な方法です。
言葉を使うのには、周囲の他の人に伝えて、間接的に伝わるのを期待する方法もあります。
間接的に伝わる方が、伝われば信じてもらいやすいと言われています。
しかし、本当に本人に伝わるかどうかは分かりません。
本人に確実に伝わるように、誰かに伝えるように依頼する方法もありますが、依頼されていることを知ると、聞いた社員が本音かどうか疑う可能性もあります。
結果として不信感という、逆効果を生むことにもなりかねません。
注意すべきことはありますが、言葉にして伝えることは効果的です。
しかし、言葉以上に大切なことは行動です。
言葉で伝えても、社員が言葉通りに受け取ると考えてはいけません。
伝えたい思いがある場合、私は言葉にして直接伝え、その言葉に合った行動をすることを勧めています。
そして、行動を通して伝わっていることに、もっと注意を払うようにアドバイスしています。
上に挙げた経営者の思いは、社員にとって影響の大きいものです。
だからこそ、本心かどうか確かめたいと思います。
真意を知りたいと思います。
例えば、経営者から直接褒められたとします。
素直に受け取り、喜ぶ社員もいます。
ところが実際には、喜んでいるように見えても、そのまま信じていない社員の方が多いです。
少数ですが、おだてて気分良くさせておいて、何か大変な仕事を押し付けようとしているのではないかと、警戒する社員もいます。
ただの社交辞令だと思っている社員もいます。
社員は、経営者の言葉を言葉通りに受け取って良いかどうかを、その後の経営者の行動で確認します。
誰も引き受けたがらないない仕事を頼んできたら、おだてだったと判断するでしょう。
昇格の辞令が出れば、言葉通りだったと判断するでしょう。
何も変化がなければ、ただの社交辞令だったと判断するでしょう。
これは社員への感謝や評価についての思いですが、事業への思いも同じです。
経営者自身の行動や、日常行なっている指示や判断から、本心かどうかを社員は確認します。
人は言葉よりも行動から伝わるものを信じる傾向にあります。
伝えたい思いがあるならば、言葉にして伝え、意識してそれと整合性のある行動を取ることが重要です。
また、矛盾しない行動を取らないように注意することも必要です。
これを理解し、実行出来ているのも、現場力の強い経営者の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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