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【下手な説明の二つのパターンと共通する原因】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
会議に参加していると誰でも、他の参加者に対して意見や状況などを説明する機会があります。
参加者には説明が上手な人と、下手な人とがいるものです。
何が違うのでしょうか?


説明のテクニックやアドバイスは、さまざまなものが紹介されています。
結論から先に言うと良い、などもその代表的なものです。
伝える順序も大切ですが、テクニック以前に大切なことがあります。
ワーク・ブレイクダウン・プログラムでも、参加者に説明をしてもらいますが、当然、上手な人と下手な人がいます。
実際には上手な人の方が少ないです。
そこで、説明の方法についても、指導します。
下手な説明には、大きく分けて二種類あります。
一つ目は、言いたいことがはっきりしない説明です。
何となく思いついたアイデアやあやふやな考えを話し始め、話しながら考えている印象です。
二つ目は、言いたいことははっきりしているのですが、その理由などが不明確な説明です。
話しには流れがなく、話が飛ぶので、何について説明しているのか分かりにくいです。
実は二つ共、原因は共通しています。
説明している本人の説明内容が論理的に整理されていないことです。
論理的に整理されていない説明は分かりにくいものです。
結論がはっきりしていないのは、その根拠が不十分だからです。
理由が不明確なのは、根拠と結論との関係が頭の中で整理されていないからです。
論理構造がしっかりとしていることと、その論理構造に従って説明することが、分かりやすい説明の大前提なのです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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