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【失敗との向き合い方】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
失敗は誰にとっても避けたいことです。
しかし、失敗との対処の仕方が違いを生み出します。


ノーベル化学賞に選ばれた吉野彰氏が、受賞が決まった後、このようなことをおっしゃっていました。
失敗しなければ、絶対に成功しない
これは、含蓄のある言葉だと思います。
失敗しても、それで終わりではありません。
何度失敗しても、努力していれば、いつかは成功することが出来るという、励ましであり、挫折感から立ち直れないでいる人へ希望を与える言葉です。
これは、数年前から注目されている、レジリエンス、言い換えると、立ち直る力とも通じるところがあります。
全てにおいて、うまくいくことはありません。
誰もが必ず経験する失敗や挫折から立ち直り、前を向く力が大切です。
このレジリエンスの重要性を再認識させる言葉です。
また、チャレンジすることを勧める言葉でもあります。
アップルの創業者である故スティーブ・ジョブズ氏の言葉に次のようなものがあります。
成功したということは、もっと出来た可能性があるということだ。
精一杯取り組んでも失敗したとしたら、それが本当にチャレンジしたと言える。
表現は違いますが、伝えていることは近いです。
成功する確率の高いことに取り組むのは挑戦ではありません。
挑戦と呼べるのは、失敗する確率の高いものに取り組むからです。
当然のように失敗します。
しかし、失敗を通して学んだことが、成功への糧となります。
成功するには、失敗を恐れず挑戦し、失敗しても立ち直って前を向き、失敗の経験から学んだことを生かして挑戦し続けることが必要です。
これは1つの真理です。
もちろん適当に取り組んではいけません。
適当に取り組んでの失敗から学べることは、少ないです。
全力で取り組んでいないから失敗したと、言い訳出来るからです。
このような失敗に慣れてしまっている状態も、良いとは言えません。
最終的に成功するために、真剣に取り組んだ末の失敗が必要なことを受け入れ、成功確率の低いけれど価値のあることにチャレンジしているのも、現場力の強いビジネスパーソンの特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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