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【行動に移す早さの良し悪し】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
行動に移すのが早い人と遅い人がいます。
どちらが良いのでしょうか?


一般的に行動に移すのが早い人が評価される傾向があります。
スピードが求められる時代ですので、当然と言えます。
仕事や頼まれたことは、早くする方が良いことに異論はないと思います。
しかし、浮かんだアイデアを実行するなど、大きなことの場合はどうでしょう?
そのような大きなことでも、今の時代は早く行動を起こす方が良いと評価されると思います。
じっくりと考えている間にチャンスを失ってしまうからです。
多少、荒い部分があっても、実行しながら考え、修正すれば良い、という考えです。
中には、まず実行に移すタイプの人もいます。
さすがに早ければ早い方が良いと言っても、何も考えず、直感的に良いと思えば行動するのは、評価されません。
大きなことで、一か八かはリスクが高いからです。
実は一番多いのは、じっくりと考えた上で行動に移すタイプです。
じっくりと考えている間に機会を失う可能性があります。
また、所詮は想定と予想しか出来ないことにもかかわらず、完全な情報と、想定の精度にこだわるあまり、結論が出せない人もいます。
俗に言う、石橋を叩いて壊す、タイプです。
ここまで極端なタイプを除けば、じっくり考える慎重さも悪いことではありません。
では、どのタイプが良いのでしょうか?
まず、考え過ぎて動けない人は問題があります。
結局、行動しないからです。
では、他の3タイプの中では、どうでしょうか?
結論から言えば、全て良いです。
何も考えないで動き始める人は、一定の所まで一気に行動して、振り返って修正すれば良いです。
実行しながら考える人は、実行しながら、考えるために必要な情報は何かを見極め、集めることを意識すれば良いです。
慎重な人は、あらかじめ検討の精度を上げるために集める情報を決めた上で、機を失わないように行動を始めれば良いです。
どのタイプかは、個人の性格によります。
しかし、大切なのは、実行することです。
そして、実行しながら情報を集め、定期的に再検討することです。
自らの性格に合った方法を知り、注意点を理解した上で、機を失わずに実行するのも、現場力の強いビジネスパーソンの特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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