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【現状把握で一番難しいこと】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
問題を解決する時に必要なのは現状の把握です。
そこで一番難しいことは何でしょうか?


問題を解決する場合、最初に行うのは現状の把握です。
最初に行うので、原因を究明したり、対策を考える上での出発点となります。
それだけ重要なプロセスです。
ところが、このプロセスに問題がある現場が多くあります。
しかし、そのことに多くの現場は気が付いていません。
なぜならば、現状は現場にいる人が常に見聞きし、感じていることなので、現状の把握は簡単だと考えている人が多いからです。
では、現場の人に聞けば現状は把握出来るのでしょうか?
現場の声に耳を傾けることは大切です。
現場の社員に尋ね、真剣に聞けば、多くのことを教えてくれるはずです。
そして多くの情報が集まります。
その情報を整理すれば、現状が把握出来るような気がします。
しかし、そうして把握された現状は、問題解決にとって使い物にならないことが多いのです。
人は同じ物を見ても、同じように見えているわけではありません。
見る人のフィルターがかかってしまいます。
そして尋ねられると、その人の評価や解釈などの意見を伴ったものを答えます。
それは事実ではありません。
さらに自分にとって不都合なことは伝えないこともあるでしょう。
これでは、全ての情報を集めることは出来ません。
さらに、集めた情報を整理する時にも、その人の判断が加わります。
整理された情報には、さまざまな判断や意見が反映されたものになっているのです。
そして、それを使って原因を究明したり、対策を考えると、恣意的なものになってしまいます。
現状を把握する時に重要だけど難しいのは、事実だけを元にして行うことです。
現場から情報を集めるのは大切なことです。
しかし、まず情報を事実と意見とに分けることが必要です。
現状を把握するには、情報を事実と意見とに分け、事実を整理しなくてはなりません。
伝える側も事実と意見を分けて伝えることを身に付けている方が良いです。
社員の多くが事実と意見とを混同せず、分けて扱えるのも、現場力の強い現場の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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