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【目配り、忖度、気配り】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスの人間関係はドライなようですが、実際は違います。
人間関係を円滑にする上で大切なものの1つは気配りです。


忖度という言葉が悪い事のように言われる傾向があります。
しかし忖度の本来の意味は、相手の気持ちを推し量ることです。
決して、相手の希望に沿うことではありません。
そういう意味では、忖度は、取引先や上司に対してだけでなく、部下など目下の相手にも行うものです。
気配りは、忖度を前提としています。
相手が何を考えているのか
何を求めているのか
何を避けたいと思っているのか
などを推し量ることが出発点です。
そして、相手の思いを分かった上で、行動することが円滑な人間関係を築くのに効果があります。
違う意見を持っていても、相手の意に沿うように行動するのも選択の1つです。
意見を変えず、反対したり、意見を変えないのも選択の1つです。
それでも、自分の考えを伝える時に、相手が違う意見を持っていることを分かった上で、伝え方に工夫することが出来ます。
では、忖度には何が必要なのでしょうか?
それは目配りです。
興味と関心を持って、相手を観察することです。
目配りをしていても、忖度しなければ、気配りは出来ません。
忖度した内容が正しくなければ、気配りは効果がありません。
忖度の精度を上げるためには、日頃から目配りを積み重ねることが効果的です。
そして何よりも大切なのは、気配りは最終的に行動で表現されることです。
いくら目配りし、忖度しても、行動で表現しなければ、気配りが足りないと言われても仕方ありません。
相手に伝わらないのですから当然です。
仕事上関係する相手、社外の関係者も社内の人も、立場の上下問わず、お互いに気配りが出来ると良い関係を築くことが出来ます。
多くの社員が目配り、忖度、気配りの行動が出来るのも、現場力の強い現場の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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