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【なぜ本人と相手とで聴く力の評価に差が出るのか?】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスではコミュニケーションが大切と言われています。
その中で、聴く力は重要です。
しかし聴く力は、自己評価と客観的評価との差が大きいようです。
この差はどこから生まれるのでしょうか?


聴く力は、相手から情報を引き出す力と言えます。
聴く力を構成する要素として、まず、相手が話していることを、しっかりと理解することについては、意識している人が多いようです。
そして、これが出来ているので、聴く力があると自分で評価している人が多くいます。
さらに上のレベルの聴く力を意識している人もいます。
「聴」という字を分解して説明されるように、耳と目を使い、言葉だけでなく、表情などからも情報を受け取ることを意識している人もいます。
そんな人でも、第三者の評価が高くない人がいます。
それは、相手が聴く力を評価する場合は、別の要素も大きく影響しているからです。
それは、次の3つが伝わってくるかどうかです。
1.しっかりと聴いてくれている
2.伝えたいことを理解してくれている
3.自分の意見を受け入れてくれている
聴く立場の人がしているかどうかではありません。
していることを、話している人が感じているかどうかが重要です。
この3つは、言葉だけでなく、表情や、一瞬の反応から、相手に伝わるものです。
ところで、この3つの中の1つでも欠けていると、何が起こるのでしょうか?
必要以上のことを話さないようにするかもしれません。
本音、特に恥ずかしいことや、批判されそうなことは話したくないと思うかもしれません。
結局、十分な情報を引き出すことが出来ないのです。
聴く力は、情報を受け取る力だけでは不十分です。
相手から情報を引き出せることも重要です。
この2つの要素を満たしているかどうかが、聴く力を決めるのです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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