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【スローガンを生かすか殺すかを決めるもの】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
社内向けに標語やスローガンを掲げている会社が多くあります。
どの会社のスローガンも経営者の思いや願いがこもっている考え抜かれた言葉です。
ところでスローガンを掲げたことの効果は出ていますか?


正直な感想を言うと、スローガンを社員が全員覚えていて、そのスローガンに従おうという意識がある会社はほとんどないようです。
折角良い言葉を掲げているのに、もったいないです。
社員に従っていない理由を聞くと、大きく分けて2つあります。
1つ目は、実際の業務に当てはめた時に、どうしたら良いのか分からないことです。
スローガンの言葉は、言いやすく、覚えやすいように短いものです。
しかも、きれい、大切、丁寧など、人によって判断基準が違う言葉が多く使われます。
具体的な事例などを数多く紹介する工夫をしなければ、意味は伝わりません。
2つ目は、ただのお題目なので、無理して従う必要はないと思っているからです。
そもそも経営者自身に強い思い入れなく作った言葉かもしれません。
経営者は本気で浸透させたいと考えているけれど、社員が積極的に従わないので、半分諦めたのかもしれません。
経営者がどう考えていても、経営者が本気で浸透させようと感じられなければ、社員が従うことはありません。
ワーク・ブレイクダウン・プログラムでも、スローガンを掲げたり、守るべきことをグランドルールとして提示しています。
そして、様々な場面で、スローガンやグランドルールを引き合いに出して、説明したり、介入したり、注意や指導を行っています。
徹底して従ってもらうには、守っていなければ、必ずその場で守るように伝えることが必要です。
そして言葉の意味を正確に伝え、共有するには、繰り返し具体的に指導したり説明することが必要です。
スローガンを徹底するには、継続的な働きかけが必要なのです。
もしスローガンを掲げて、従わない状態を放置すれば、社員はそのスローガンだけでなく、会社の方針などについても、本気で従わなくてはならないものだと考えなくなります。
スローガンを生かすも殺すも経営者次第です。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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