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マニュアルの功罪

会社の業務には、

マニュアルがあります。
 
ノウハウやハウツーも
一種のマニュアルです。
 
マニュアルには意味があります。
 
一方、
 
マニュアルには問題もあります。
 
作る側、使う側の二つの視点で
見てみます。
 

 
マニュアルの良い点は、
仕事や作業を標準化出来ることです。
新しく担当する人に
業務を教えるのにも、
効率が良く、本人も学びやすいです。
 
そして、
一定レベル以上の結果や成果が出る
可能性(確率)を高くします。
 
更に、
コンプライアンス違反などの、
問題が起きる可能性を下げてくれます。
 
 
一方、マニュアルの問題点は、
期待出来る結果は次第点レベルに留まる
ことです。
 
突き抜けるような、
スゴイ成果は期待出来ません。
 
また、マニュアルは守るためにあるので、
応用したり、工夫する
意識が社員から自然となくなり、
結果として創意工夫は生まれにくくなります。
 
 
作る側としたら、
コンプライアンスがうるさい中、
問題を起こさず、
一定以上の成果・結果が得られる
などが利点になります。
 
そのかわり、
相違工夫を期待することは出来ません。
 
 
一方、
使う側には、
マニュアル通りにすることで、
責任を問われることもなく、
気楽だと感じる人がいます。
 
マニュアルを作って欲しいと、
希望する人は、
このタイプの人が多いです。
 
 
マニュアルを嫌がる人がいます。
 
その中には二つのタイプの人がいます。
 
一つ目のタイプは、
ただ窮屈なのが嫌なタイプです。
 
細かい所まで決められ、
当然仕事なのでチェックされます。
これが煩わしいのです。
 
 
二つ目のタイプは、
クリエイティブな人です。
 
自由な発想でチャレンジしたいタイプです。
 
成果には、バラツキが出ますが、
圧倒的な結果や
ブレークスルーを生み出す可能性もあります。
もちろん、問題を引き起こすこともあります。
 
 
マニュアルを有効に使うには、
1.業務の種類によってどの程度まで細かく
  規定するかを分ける
2.適用する相手のタイプによって
  どの程度までマニュアル化するか
  の組み合わせで考える
ことが必要です。
 
それに合わせて管理のスタイルも
合わせる必要があります。
 
みなさんのところでは、
マニュアルは機能していますか?
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