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【意思決定しないで保留にすることの影響】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
経営者の大きな役割の一つに意思決定があります。
そして中小企業の場合、ほとんどの意思決定の権限は経営者にあります。
経営の意思決定は簡単なものではありません。
権限があることは責任を伴います。
意思決定の影響範囲は広いです。
そして、意思決定のために考えなくてはならない範囲も広いです。
そんな経営者が決断しなくてはならないことで、保留になっていることが多い現実があります。
保留にしておくと、何が起こるのでしょうか?


経営者の意思決定は、社内への指示や命令につながっていきます。
通常、経営者が決めない限り、何も動き出すことはありません。
検討していることが何であろうと、保留にしていることは、現実には何もしないと決めているのと同じことです。
これが、戦略的なことであれば、市場や業界の動きへの対応が遅れることになるかもしれません。
社内からの要望の場合も問題があります。
社員の側からすると、放っておかれている、言い方を変えると、重要だと考えてくれていない、という印象を持ちます。
これは社員のモチベーションに影響します。
どんなテーマであろうと、意思決定を保留にすることは悪影響しかありません。
却下する、または対応しないというのも意思決定です。
保留に似ていますが、将来のある時期に検討するというのも、意思決定の一つです。
決断しないまま、保留することに良いことはありません。
あるのは悪い影響だけです。
ですので、何となく保留にしたままにしておいてはいけません。
どんな決定内容であろうと、早めに決断をして、その内容を社内に伝えることが大切なのです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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