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【効果的な部下への指示を考えるために】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビの長尾です。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
このブログでは、
中小企業や個人事業主の
コンサルティングの現場で
気付いたことを元に、
経営者、管理職の方々に
参考になりそうなことを
発信しています。
部下が指示通りに
動いてくれない、
という相談を受けます。
実際には何人かいる
部下の中に
指示通りに動いてくれない
者がいる、
あるいは同じ部下で
指示通りに
動いてくれる時と
動いてくれない時がある、
という相談です。
どうすれば良いかは
状況によって違います。
しかし、
どうすれば良いかを
考える出発点として
考えてみると
良いことがあります。


会社では
指示にあたることは
私生活では
頼まれ事です。
同じことを
他人から頼まれる
と仮定します。
誰から頼まれても
あなたの対応は
同じですか?
家族や友達と、
見ず知らずの人では
違う対応をしませんか?
同じ友達でも、
相手との関係の
深さなどによって
変わりませんか?
同じ相手からの
頼み事ならば、
いつも同じ対応を
しますか?
相手の頼み方によって、
応えたり
応えなかったり
しませんか?
相手の頼み方が
同じならば
いつも同じ対応を
しますか?
あなた自身の状況、
気持ちの余裕、
機嫌、
タイミングによって
対応は変わりませんか?
以上の全てでは
ないかもしれませんが、
同じ頼み事を
同じ相手からされても
対応は変わるのが
普通です。
自分自身のことを
考えると分かります。
では、
なぜ部下には
常に指示に従うことを
求めるのでしょうか?
仕事なのだから
当たり前でしょうか?
その通りです。
上司の指示だから
当たり前でしょうか?
それも正しいかも
しれません。
しかし仮に
常に指示に
従っていたとしても、
相手の思いは
時と場合によって
様々です。
気持ち良く
従うこともあれば、
表情に表さなくても
嫌々従っていることも
あるはずです。
嫌々従っていることを
上司が無視し続ければ
どうなっていくでしょうか?
部下に指示することに
臆病ではいけませんが、
部下の気持ちを
慮らないのも問題です。
同じ指示を伝えても
いつも
誰でも
従うとは限らない、
という前提で
指示の伝え方を考えては
いかがでしょうか?
部下の反応に
一喜一憂することが
なくなるかもしれません。
伝え方への工夫を
思い付くかもしれません。
部下へ指示すること
1つとってみても
なかなか奥深いものです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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