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答えを探す姿勢

正解がない

問いを考えるは、
経営ではよくあることです。

 

これは、
経営に限らないかもしれません。

 

この、
正解がない
というのは、厄介です。

 

しかし、ビジネスをする限りは、
正解がない問いについて考える
ことと

付き合い続けることが
必要です。

 
 

正解がない問いと出会うと、
二つの気持ちが生まれるようです。


一つ目は、不安です。
考え、導き出した答えが、
正しいかどうか、不安になるのです。

 

私たちは、小さい頃から、
正解のある問題を解いてきました。
教わってきたのは、
正解の導き方です。

 
ビジネスは
コンピュータのプログラムや、
学問のモデルではありません。
同じことをすれば、
同じ結果になるわけではありません。

 

会社の特徴、環境が、それぞれ違います。
環境も変化していきます。

 

つまり、

唯一の正解はありません。
また、
ある時には最適な答えが、
いつでも最適であり続けることも
ありません。

 

正解がない
というのは不安定です。
その不安定さを受け入れ、
平然と付き合う姿勢が大切です。

 
 

もう一つは、虚無感です。
どうせ正解がないのなら、
考えても無駄
と、諦めて、
考えることをやめてしまいたくなります。

 
ところが、
思い付きのアイデアではなく、
きちんと手順を踏んで、
必要な検討を積み重ねると、
アイデアの精度が上がります。
 
ビジネスは一人で出来るものではありません。
他の人に説明し、
協力してもらうことも必要です。
 
そのためにも、
論理的な根拠が必要です。
 
そして、
基礎から考えてあれば、
思うような結果が出なかったり、
環境が変わったりすると、
修正したり、対応することができます。
 
ビジネスは長い期間続くものです。
その間に起こるさまざまなことに
対応し、適応していかなくてはなりません。
 
検討を積み上げることは、
基礎となり、基盤となります。
 
基本は大切です。
そして基礎も大切です。
 
 
環境の変化が早く、
不透明な時代だからこそ、
しっかりと考え抜き、
見極め
判断していくことが、
大切です。
 
正解のない問いと
きちんと向き合い
付き合うことも、
必要な資質です。
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