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事業計画は動いていますか?

指揮者とオーケストラ
オフィス・ビブラビの長尾です。
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
 
 
新年度になって一週間が経ちました。

年度初めの定例行事に、新入社員の受け入れなども終わり、日常を取り戻した頃でしょうか。
 
 
多くの会社では、年度初めにあたって今年の事業計画が社内に発表されます。

その中には現状の説明と共に、今年度の目標や課題についても伝えられます。

年度初めは、課題への新しい取り組みが始まる時期でもあります。
 
 
会社によって、どのようなものを取り組む課題に挙げるかはさまざまです。

売り上げなどの数値目標もあれば、「〇〇な会社を目指して取り組みます」のように、
ミッションのようにあいまいなイメージのこともあります。

中には「〇〇に取り組みます」と具体的なテーマや課題を挙げている会社もあるでしょう。
 
 
ところで年度当初に上げた取り組み課題は動き始めていますか?
 
 
課題によって違いはあると思いますが、どの課題も具体的な行動が必要です。

課題によって、単独の部署や部門のこともあれば、複数の部署にまたがるものもあるでしょうし、
全社で取り組むものもあるでしょう。

関係する部署の数に関わらず、そして挙げてあるものが何であっても、
課題への取り組みは現場の視点で見ればプロジェクトです。

メンバーを選定し、計画を立て、実行しなくてはなりません。
 
 
ところが年度初めには頭にあったプロジェクトも日が経てば、だんだんと忘れがちになります。

日々の業務に戻ると、目の前の業務に追われるので、やむを得ません。

そうして、四半期ごとの振り返りの時に思い出し、また忘れられ、しばらく経って思い立った時には、
年度内に実行することが難しくなり、年度を超えて先送りされがちです。

このように、多少言い方は変えながら毎年同じ課題を挙げ続けている会社は少なくありません。
 
 
プロジェクトを動かすには、誰かが中心となり、関係者が協力しなくては課題には取り組めません。

では、誰が中心となってプロジェクトを動かすのでしょうか?

幹部社員がプロジェクトの責任者として任命されているでしょう。

ではプロジェクトの責任者を動かすのはだれでしょうか?

それは経営者しかいません。
 
 
もちろん経営者が年度末から年度初めにしなくてはならないことは、
課題を事業計画に書き、社内に説明し、公表し、課題ごとに責任者を決めることです。

ここまですれば、責任者が実行してくれると良いのですが、そうならないことが少なくありません。

プロジェクトが動くように責任者を動かし、監督するのも経営者の役割です。
 
 
決め、任せれば終わりだけで済まないのが経営者の役割です。

本当に大変です。

だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。

そして支援したいと思っています。

応援しています。

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