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先日、会社役員の方とお話している時、思い入れと思い込みの話になりました。
思い入れが強いと、思い込みが強いの違いは、どこにあるのでしょうか？

経営者は、提供している商品やサービス、自社に対して、強い思い入れを持っています。
思い入れは、愛着であり、信念であり、覚悟とも言えます。
会社を経営するには、思い入れは必要です。

では、思い込みは、何でしょうか？

思い入れよりもネガティブな印象です。
思い込みの多くは、強すぎる思い入れから起こります。

思い入れは大切ですが、時代、環境は変わっていきます。
ビジネスでいえば、マーケットの嗜好、消費者の行動パターンも変化していきます。
その変化を見ず、あるいは、無視、または軽視して、現実や現状に合わないことに固執すると、思い込みになります。

過去の成功体験も思い込みの一種です。
常にアンテナを張り、変化を知り、状況を評価、判断し、必要と思えば、自らが変わる。
そんな柔軟性が大切です。
思い入れを強く持ち、時々、冷静に、客観的に検証する。
そんな姿勢が、思い込みから解放してくれます。

長尾洋介

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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