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先日起こった御嶽山の噴火で以前の事業仕分けが注目を浴びています。これは政治ですが、経営にも共通している点があります。それは、限られた予算の中で選択を迫られることです。
政治については、困っている人はたくさんいます。困っている理由は様々です。今、困っていることもあれば、将来、困ることになることもあります。困っているレベルもあれば、困っている対象者の数も多いものから少数まであります。
多くの困っていることに対して、限られた予算の中で何に対していくら使うのかを判断しなくてはなりません。予算を使う対象から外されると不満が出ます。かといって、予算が不十分だと、効果も限定的になります。予算を十分に充てようとすると、対象の数を絞り込まなくてはならず、外れる対象も増えます。そんな中で、決断をしなくてはなりません。
これは、経営での資源の配分と似ていませんか?
取り組みたい経営課題はたくさんあります。社員の要望も様々です。使えるお金と人員には限りがあります。それでも経営者は決断しなくてはなりません。今の問題解決のために将来の会社のために社員の不満に対処するために社員の働きに報いるために。全員を満足させることは現実的に困難なのが常です。
意思決定者に必要なことは、決断の「質」を上げることです。優先順位をつけ、論理的に考え、説明責任を果たす。これが、重要なことです。
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
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そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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