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ファシリテーターは、活発な議論をしてもらい、論理的に考えることを支援する役割です。ミーティングが
効率的になるように、頭はフル回転です。
実際に、ファシリテーションをする時、いつも思うことがあります。論理だけで進められたらどんなに楽だろうか?と。
ビジネスのミーティングですから分析、アイデア出し、整理、結論などを論理的に考え、議論を進めていきます。当然、ファシリテーターは、そのプロセスを管理し、効率的に議論が進むように、様々な支援や介入を行います。このように論理的に進めるために、発言内容や、議論の流れなどを注意深く見守り、分析し、介入するかどうか、どんな介入をするのか、を常に考えています。
実は、この論理的な部分は、そんなにしんどくはありません。それよりもしんどいのは、参加者の感情です。感情は、表情や仕草、発言内容や言い方に現れます。しかし、その現れ方は、人によって様々です。その全てが、他人であるファシリテーターに分かるわけがありません。しかも、ミーティングの目的は議論することですから、全ての感情に対処する必要があるわけではありません。議論に悪い影響がある場合は介入するのですが、論理面での介入ほど簡単ではありません。
参加者の感情や気分を無視出来れば、ずっと楽だと思いますが、ミーティングの生産性や効率、効果を考えると、論理と同等、あるいは論理以上に影響が大きいものです。論理だけでなく、感情についても情報を収集し、分析し、判断する。だから、ファシリテーターは、頭の重労働なのです。
あなたはミーティングを仕切る立場になった時、論理と感情、両方に気を配っていますか?

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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