オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
昨年ニュースで知ったのが退職代行です。今年は利用者が倍増しているそうです。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
無料メールマガジン配信中
最新情報や会員限定の情報などをメールで無料配信しています。
登録などに関する情報はこちらから
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
一般的に退職する場合、上司に退職を申し出ます。まず、退職を認められるためには、上司と話し合わなくてはなりません。今は人材不足、人員不足の会社も少なくありません。退職を申し出れば遺留されることもあるでしょう。引き留めようとする上司を説得しなくてはならないのです。
そして退職が認められたとしても退職時期も会社と相談して決めるのが一般的です。人員の補充にも時間が必要かもしれませんし、業務の引継ぎも必要です。法的には1ヶ月前に退職を願い出れば良いことになっているはずですが、3ヶ月前に申し出るのが常識と言われています。
いずれにしても、何かと気苦労が多く、ストレスになることも多いのが退職です。このストレスのかかることを代わりにしてくれるのが退職代行です。
仕事を探す中で会社を選び、選考を受け、入社を決めたのは自分自身です。いくら気苦労が多く、ストレスになるとしても、退職は自分で上司や会社と話し合って進める方が良いものだと考えています。それが社会人として、責任ある行動だからです。
実は、退職代行は本人に代わって、会社に連絡したり、書類を提出したりすることはできますが、それ以上は法的にできません。つまり、会社と話し合ったり、交渉することはできないのです。これは弁護士しかできないと法律で決まっているので、いわゆる非弁行為になるからです。ですので、一方的に退職の意向を伝えてきても、会社は受け取りを拒否し、本人と話し合うことを求めることができるのです。
ただし、退職代行を利用して退職を申し出ている社員を遺留するかどうかは、慎重に考える方が良いと考えています。退職だけでなく、仕事でははっきりと断るなど、言いづらいことを言わなくてはならないことがあります。そんな時、誰でもできれば言いたくないと思うものです。そして言うのを避けられないなら、誰かが代わりに言ってくれたら良いのにと思うものです。
このテーマについて考えている時、ソニーの創業者である盛田盛田昭夫と作家である石原慎太郎によって共同執筆され、ベストセラーとなった「NOと言える日本」という本を思い出しました。言うべきことは言う気概を持つことを勧める内容でした。
嫌なことでも逃げてはいけない場面もあります。そんな時には、嫌なことでも自らの役割として、対処しなくてはなりません。自分自身で背負う覚悟や気概が必要となります。これが社会人として必要なことです。退職を自分で会社に申し出ることから逃げる人を遺留することは良いことでしょうか?
退職代行というサービスが生まれ、それを利用する人がいる時代です。それでも人を雇い、ビジネスをしていくのが経営者です。本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。
応援しています!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
無料レポート公開中
無料レポートを公開しています。
無料レポートのダウンロードはこちらから
最新のレポートは、「現場の知恵を活かす」(2024年3月発行)です。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
無料メールマガジン配信中
最新情報や会員限定の情報などをメールで無料配信しています。
登録などに関する情報はこちらから
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
提供サービス