オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
2022年も新型コロナウイルスの影響を受けた状況のまま始まりました。今年はどのようになるのでしょうか?
誰もが新型コロナウイルスが早く終息することを願っていることと思います。それは私も同じです。ワクチンの接種も進み、治療薬も開発されています。そのため、新型コロナウイルスは終息に向かう、あるいは共存する状態になっていくと考えています。自粛要請も行動制限も限定的になることを期待しています。
一方、ビジネスの視点で見ると、新型コロナウイルスが終息した後、どのような状況になるのか不透明な部分も多いです。
ビジネスの環境は厳しい状況が続くでしょう。財務状況が新型コロナ以前よりも悪くなっている会社が多いです。新型コロナと共存と言っても、すぐに売り上げや利益が元に戻るとは限りません。借り入れが増えている会社も多く、経営が苦しい状態が続く可能性は高いです。
また、他にも課題があります。
以前からブログなどにも書いていますが、コロナ後、ポストコロナは、完全にコロナ以前に戻ることはないと考えています。例えば、消費者の物の買い方が以前に戻るのでしょうか?
何が元に戻り、何がコロナの影響下のままなのかは、まだ分かりません。もしかしたら、全く違うものになるかもしれません。それを決めるのはマーケットであり、お客様です。その動向を見極めながら試行錯誤しなくてはならないでしょう。
- どのような商品やサービスにニーズがあるのか?
- どのように商品やサービスの情報を入手するのか?
- どのような視点で商品やサービスを選ぶのか?
- お店には出向くのか、それともネットなどで購入して配達してもらうのを選ぶのか?
これらの質問の答えは一つではありません。しかも今後の新型コロナの状況の変化に伴って、複数ある答えの中で、どれを選ぶお客様が多いかの比率は変わっていくでしょう。さらに、同じ人でも商品やサービスによって違うでしょう。これらの違いの情報を集め、場合によっては変化に合わせて、ビジネスのやり方を変えなくてはならないかもしれません。
個人事業主である私は、会社勤めのような仕事始めはありません。何とか年始明けから仕事モードに入るために「個人事業主の仕事始め」という会を主催しています。今年も参加していただける方がいるおかげで開催することが出来ました。その会の中で私は、時代の変化に柔軟に対応するために試行錯誤を続ける一年にするとお話ししました。コンサルタントとして、ポストコロナはこうなる、と明言出来れば格好いいのでしょうが、それは難しいと考えています。分からないことは分からないのです。
変化に対応して試行錯誤を続けなくてはならないのは、私自身のビジネスも同じです。時代の変化に対応出来るかどうかが問われると思っています。そしてコンサルタントとして私に出来ることは、クライアントが試行錯誤を効果的に、かつ効率的に行うお手伝いをすることです。
先行きが不透明な中で、情報を集め、決断し、試行錯誤しながら変化に対応してビジネスのやり方を変えていくのは大変なことです。しかし、強い者が生き残るのではない、環境の変化に適応出来た者が生き残るのです。いわゆる適者生存です。そして、適応するための変化を推し進めることが出来るのは経営者しかいません。
本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。応援しています!
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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