失敗から学ぶ、とはよく言われる言葉です。しかし、失敗から学ぶのは簡単なことではありません。
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失敗は誰にとっても嫌なもの
失敗から学ぶのが難しい根本的な原因は、失敗は誰にとっても嫌なことです。
失敗は、人に知られると恥ずかしいです。失敗すると、自分の能力不足を認めなくてはならないので、自信を失います。他の人からの評価が落ちるかもしれません。信用を失うかもしれません。
失敗した後のことを考えると、避けたいことばかり頭に浮かぶでしょう。失敗を恐れ、避けたいと思うのは、当然のことです。
失敗を避けていれば成長もない
そもそも、なぜ失敗するのでしょう?
それは、失敗する可能性のあることに挑戦するからです。 余裕で出来ることだけしていれば失敗する可能性は、ほとんどないでしょう。
少し頑張れば出来そうなことは、どうでしょうか?これも今の能力で出来る範囲のことです。負担は大きいかもしれませんが、失敗の可能性は低いでしょう。
では、失敗しないこと、失敗する可能性の低いことだけしていればどうでしょう?失敗しないかもしれませんが、出来ることが増えることもありません。言い換えると、成長しないのです。
大切なのは失敗との向き合い方
あるスポーツの一流選手が言っていたことがあります。(以下、引用)頑張って出来たら、それは限界ではない精一杯頑張っても出来ないことが自分の限界を教えてくれる(引用、以上)
失敗して初めて、自分の限界を知ることが出来ます。限界を知ることで、取り組まなくてはならない課題を見つけることが出来ます。そして見つかった課題に取り組むから成長出来るのです。
失敗すれば落ち込み、傷つくでしょう。それは当然です。問題は、その後です。現実と向き合い、課題を見つけ、再び前進することが重要なのです。
失敗は恥ずかしいことではありません。限界に挑戦した証です。誇らしいことなのです。
頭で分かっていても、失敗は避けたいと思うでしょう。そう思い、挑戦しない人が多くいます。だからこそ、失敗を恐れず挑戦した人が成長し、評価される人になれるのです。
失敗から学べることが、仕事人として成長する上で、本当に必要なことの一つです。失敗なしに成長はありません。自分の可能性を信じ、勇気を出して挑戦し、失敗してみましょう。
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
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長尾洋介プロフィール
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