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「過ぎたるは及ばざるが如し」
よく聞く故事です。
最近読んだ本の中にも
この故事につながる話が
ありました。
プロフェッショナルとして
生きる上で参考になります。
そして、
経営にも活かせる教訓です。
私が読んだ本は、
「プロゴルファーという生き方
働く男の７つの苦悩と３つの果報」
です。
著者は高校の同級生で、
瀬戸内海放送のアナウンサー。
プロゴルファー石川遼選手が
アマチュアで初優勝した大会の
実況中継をしていて
「ハニカミ王子」 の名付け親。
多賀公人氏です。
有名プロから、
ほとんど無名なプロまで、
幅広いプロゴルファーへの
インタビューは、
示唆に富んでいます。
その中で、
特に注意を引いた
ことがあります。
プロゴルファーは、
プロです。
真剣にゴルフに向き合い、
取り組んでいます。
そんな中、
勝ちたい、
という思いが強すぎる
勝たなくてはならない、
という思いが強すぎる
自分の力に
自信を持ち過ぎる
こだわりが強すぎる
いずれも、短期的には
良い結果につながっても、
どこかで壁に
当たってしまうようです。
「集中」と「緊張」、
「こだわり」と「執着」、
この二つは
紙一重の差かもしれません。
しかし、
このわずかの違いが、
「過ぎた」状況、
つまり、
悪い結果をもたらす状態を
作り出すのです。
「過ぎた」状態から
抜け出す転換期には、
外部から何らかの影響を
受けています。
ただし、
外部から影響を受けるには、
前提として、
「過ぎた」状態であることを、
本人が気づくことが必要です。
もしかしたら、
少し自分自身を
客観視出来るように、
「過ぎていない」状態を
維持するか、
時々意識して時間を作るか
が大切なことかもしれません。
あなたやあなたの会社の
「こだわり」は、
「執着」になっていませんか？
現場は、
業務に「集中」している
状況を通り越して、
「緊張」し過ぎていませんか？
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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