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【クライアントとの打ち合わせの「質」】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
クライアントとの打ち合わせでも、
「ワーク・ブレイクダウン」は
役に立ちます。
「見える化」によって、
「売り手」と「買い手」が、
理解を深めることが出来ます。
これは、双方にとって、
とても大切なことです。
結果として、
打ち合わせの「質」を
上げることにつながります。


「売り手」と「買い手」を比較すると、
その分野での知識の差は
圧倒的です。
その分野の素人である「買い手」は、
用語について言えば、
言葉自体を知らない
言葉の意味を正確に知らない
ことが多いのです。
そして、
その分野の基礎知識も
ないことが多いですし、
常識も知らなくて当たり前です。
要望を正確に伝えることは
難しいですし、
説明を理解するのも、
簡単でないことも出てきます。
ここで役に立つのが、
「ワーク・ブレイクダウン」による
「見える化」です。
ここでのポイントは、
「クライアントの言葉」で
「書き出す」ことです。
特に最初の段階、
クライアントの要望を知る段階では、
「クライアントの言葉」を
「そのまま」「書き出す」ことが
重要です。
書き出した後で、
どんな意味で使っているのか
確認します。
専門用語を使っていても、
正しく理解して使っているか
確認することが必要です。
言葉の理解が違っていれば、
クライアントの同意を得ながら、
それを表現する適切な言葉に
置き換えます。
説明する時も、出来るだけ、
最初の段階で出て来ている、
「クライアントの言葉」を使います。
専門用語は、
専門家同士ならば、
正しく意味を伝えて便利ですが、
クライアントが
正しく理解しているかどうかは
分かりません。
どうしても専門用語を
使わないといけない場合には、
少し言葉の説明を加えます。
「買い手」「売り手」どちらも、
「伝えた」ことで終わってはいけません。
正しく「伝わった」ことが大切なのです。
当然、プロである「売り手」が
リードすることが必要です。
同時に「買い手」も協力することが
必要です。
コミュニケーションの責任は、
片方にだけあるわけではありません。
「伝える」
相手の言うことを「理解」しようとする
正しく「伝わっている」確認をする
面倒臭がらずに、一緒に、
この手順を踏むことです。
相手の言うことを「理解」した「つもり」
相手にきちんと「伝えた」「つもり」
の積み重ねが最終的には、
大きな「誤解」へとつながります。
「クライアントの言葉」で、
「書き出す」こと、
一度試してみて下さい。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。
応援しています!

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